高層湿原・戦場ヶ原のオオジシギ

2009,05,28-21

by HappyChappy

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旅の初めに

道東に出かける前に戦場ヶ原で耐寒テスト・電気鍋での調理・野菜ラーメン・ディスプレイフライト
の青空での撮影などいろいろな課題を持ってショートステイで出かけました。寝具類は昨年と同じ
でしたが今年はFF暖房のテストも実行しました。奥日光の今頃は明け方5℃まで冷え込みます。
とは言っても車内に居ることは少なく直ぐに観察に出かけてしまいます。遅い朝食と夕食の二回は
電気鍋を使用して調理をしました。電気ですから衝立を使用することも無く安全に調理できました。
ディスプレイフライトは運悪く真上を飛行することが少なく撮影はご覧の通りの成果でした。
これで道東での課題が再チャレンジということです。衣類や食料を最低限にして荷物を少なくして
行ったので車は軽いです。これくらい少なくとも生活できるから不思議ですね。三脚も一本だけ
もっともっと食器などを減らすことができそうです。給水のペットボトル2Lx6本箱入り方式は使い勝手
が大変に宜しいのです。500mLボトルに更にリパックして一日の使用量は3-4Lでした。3-4日毎に
給水すればOKです。今回は安物シュラーフを買ったからこれをシーツ代わりや足元の隙間に詰め込
んで寒さを凌ぐのに役立ちそうです。マットレス仕様は夏・秋の沖縄仕様です。夏の道東はキャンプ
シートと布団とメガドンキのダウン・フェザー布団が基本です。枕はミニ座蒲団とコールマンのシュラー
フ付属の薄い枕でジャストフィットでした。LEDの進歩は目覚しいです。ランタンが欲しいです。
サーチライトも5Wがメガドンキで売られています。凄い高いけけれども最先端テクノロジーです。
MagLightも一昔前は驚いていましたが今は日本発の白色LEDライトてですね。2009,05,22
安物通販電気鍋はプラスチックでペラペラの鉄にテフロンコートですから落としたら直ぐに壊れます。
分かっています。次は国産象印・タイガー製のグリル深鍋が良いですね。鉄板が厚いから800W-
1000Wもあります。メガドンキでは5,000程度で売られていました。低電力で深鍋の国産が欲しいよー
流石にプラではなくてステンレス製でした。ネツトで調べます。

7時前には暮れていきます。オオジシギはこれから少しの間元気に飛び回るのです。

旅の終わりに

オオジシギのいる風景。

男体山からの日の出午前五時半過ぎ頃。これから後は晴天の青空ではオオジシギの活性度は
次第に低下していきます。木立から湿原に降りて朝食を始めるのでしょうか・・・・・・。

昨年は六月下旬にワタスゲの咲く戦場ヶ原に出かけました。オオジシギは既に繁殖の終盤に入り
ディスプレイフライトどころか囀りも殆ど聴かれなくなっていました。そして木立に止まることも無く
ワタスゲの咲く湿原の中でヤチボウズの上であたりを見渡すかのように時折ジーッ・ジーッと二声
三声鳴くだけでした。今年はGW明けに行こうと計画していました。そして天気図を見ながら第三週
目の18-21日に出かけてきました。18日は午後も遅く赤松茶屋PKに到着すると同時に湯川を上り
青木橋付近までゆっくりと歩いてみましたがオオジシギの気配すら感じられません。夕暮れ前に
引き返そうとしたその瞬間に一声だけジーッと湿原の中から聴こえました。やはり来ていました。
当日は早々に就寝。翌日は快晴無風の絶好の鳥見日和です。光徳PKから赤松PKに向かう途中
でウインドウを開くと何処からとも鳴く声が聞こえてきました。早朝だから路側帯に止めてあたりを
探すと三個体の鳴き声が分かりました。一番近そうなところを探したのですが地上で鳴いている
オオジシギはなかなか見つけることは困難でした。幸いにも50-70-100mの唐松の枯れ木の枝に
止まる一羽を見付けました。それからは二時間ほどちょっとだけディスプレイフライトや地上での囀り
をなんども堪能することができました。オオジシギは別名雷シギとも言われディスプレイフライトでは
ジーッジーッと鳴きながら飛び上昇・旋回を繰り返します。最高地点に到達すると今度は急降下を
しながら尾羽を広げてザザザザザサーッと羽音を発します。それが雷の轟音のようにも聞こえます。
雷シギだからでしょうか曇天や霧・雨などの日を好んでディスプレイフライトをするのです。そして
夜明け前から夜明け後ちょっとだけ、日没前から没後までの薄暗い時を選んで行うのです。
今の時期午前三時は真っ暗ですそれでもデイスプレイフライトを満点星の下で行っていました。
ですから俺が目覚ましをかけて起きる四時・五時などは既に彼らはディスプレイフライトを行い
三時間もディスプレイフライトを続けていたのです。男体山からの日の出は五時半過ぎです。日の出
後には彼らは活性度を極端に落として申し訳なさそうにジーッ・ジーッと小声で鳴くだけで地上に降り
るとほぼ観察は不可能です。これで観察は終わりになります。二日目は更に好天で夜明け後の活性
度は最悪で七時前には地上に降りて以後不明でした。
最後の三日目の朝はやや曇天ぎみで暗い早朝から夜明け後はこれぞディスプレイフライトというも
のを三羽のオオジシギが双方のテリトリーを越えて雄大な戦場ヶ原で繰り広げてくれました。しかし
俺の真上を飛ぶことは無く広大な戦場ヶ原を隅々までフライトしてくれました。今回の観察では初め
は三個体と思っていましたが三日目の朝には少なくとも五個体を確認しました。しかし何ペアが繁殖
に入るかは不明です。この続きはまた次回・来年かも知れませんが・の課題とします。
いろいろと新しい知見が得られたショートステイのオオジシギ観察旅でした。2009,05,22

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テリトリーが隣り合う別個体のオオジシギ。

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安定している適当な横枝が好きなのです。

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男体山がバックに入るとオオジシギは見つからなくなります。

安定した枝に止まり囀るオオジシギ。

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初めの固体が湿原で囀っているところ。

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最初の個体と同じです。白樺の横枝は安定しないのか直ぐに地面に降りてしまいました。

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上の個体と同じテリトリーで湿原で囀るオオジシギ。多分別個体です。かなり近くで見つけると
直ぐに飛び立たれてしまいました。

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男体山の麓でディスプレイフライトするオオジシギ。

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マガモが湿原のヤチボウズ付近から飛び立ちました。ヤチボウズのある湿地はオオジシギの
餌場・水場ではないでしょうか。ヤチボウズの無い所では湯川の湿地に降りるオオジシギを
観察しています。彼らは湿原・草原でも近くに水辺・水溜りなどの湿地が側にあるところを
好むようでする野付半島では近くに開けた湿地がありシギチが群れているのを度々観察
しています。

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オオジシギの囀る枯れ木・枯れ枝にアカゲラが近づいてきました。程々の距離でアカゲラは飛び去りました。

唐松の枯れ木の枝に止まりジーッジーッジーッと囀っています。

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