2011春の南西諸島

沖縄本島・石垣島・与那国島
2011,03,01-04,26

本島の越冬タシギ、三月上旬

春の南西諸島は三度目になります。ジシギの越冬地での観察と春の渡りを観察する旅でもあるのです。南西諸島で越冬する
ジシギはタシギ、ハリオシギ、チユウジシギそしてオオジシギやアオシギなども稀に観察されているのです。三月初旬の本島に
はタシギが相当数越冬しています。そしてチュウジシギとハリオシギがひっそりと居るのです。ジシギは湿地に生息しています。
彼らは柔らかな泥地や粘土質の地面を好んで餌場所としているのです。天候により湿地は日々変化するのです。干ばつでは
水田さえもひび割れて乾燥して砂漠と化してしまうのです。雨が降ると田んぼは勿論のこと畔も道端も濡れて湿地と化すのです。
すると昨日まで全く観られないジシギたちがそこここに相当数出てくるのです。さて今回の旅はジシギたちにはどうだったのでし
ょうか。与那国島は観測史上の低温と干ばつでした。今年の南西諸島は同様に雨が少ない春でした・・・・・・。
さてどんなジシギに出会えたのでしようか。

越冬地ではこのように集団での生息が観察されます。

至近距離で水浴が始まりましたビッグチャンス到来です
ポイントを撮影する準備です。

可愛い顔に見えませんか

正面

肩羽の大部分が擦り切れています。換羽が終了するととても新鮮な完全な羽毛が観られるのです。

ジシギ観察鳥見旅の終わりに

春は田植え後の田んぼはまだ見渡せる程の大きさである。田芋は何時でも収穫植え付けが可能である。秋と春植え
が普通である。植え付けたばかりの田芋。収穫間近の田芋は葉が密集している。その中にはどんな鳥たちが越冬して
いるかは窺いしることはできない。しかし、彼らも必ずその中から時には出てくるのである。近いか遠いかはその時の運
次第である。30倍程度の望遠鏡で明らかに識別できるのには30m-50mが限度でもある。幾つもの個体を見つけても
遠いことが殆どである。それでも何度も観察を続けていると極めて程良い距離からの観察と撮影のチャンスに恵まれる。
時には羽づくろいの羽を拾うこともある。越冬地では極々狭い範囲での生活をしている。生息地の環境を観るとそこは
隠れる場所・休む場所・餌場所などが確保されているという安心安全場所である。外敵要因があるとそこから離れて行
くが有る程度の時間の経過で元の場所に戻るのである。外敵要因とは野犬・マングース・カラス・サシバなどの天敵によ
るもので時には人の野作業などもある。それらの外敵要因が続かない限りは極めて狭いエリアを生息地としていると考
えられる。タシギは集団行動しているが時には単独で我が道を行く個体も観られる。集団で行動することで外敵要因が
瞬時にグループに伝わり身の安全を守る最善の方法とも考えられる。撮影では集団行動はなかなか意のままにはなら
ずであ。寧ろ単独行動のタシギや他のジシギのような個体の方が観察も撮影も適していると思っている。
観察は見つけることから始める、そして何度も繰り返して観察する。待つのは探すより効率は低いから有る程度待っても
でない場合は数分で他を探す。ポイント地は何度も立ち寄る、朝に夕にそして昼にも。すると必ず出ていることがある。
その繰り返しが観察である。春のチュウジシギ・ハリオシギ・タシギに会えて成果は先ず先ずである。

緊張しています

緊張しています

いかつい顔ですね

最外側尾羽の確認・幅と色彩

腋羽は白地に黒帯。明るく見える。

肩羽の内・外は綺麗に換羽していました。

飛び立ち・次列後縁の白帯が明らかである。肩羽の内弁・外弁の幅とバフ色の濃淡。
中央尾羽の黒帯は他と比べて太く濃いのが普通である。

最外側尾羽が見えます。淡色に黒帯で中央尾羽とほぼ同一幅。

by HappyChappy
2011,05,03

本島・チュウジシギ、越冬個体と思われます。頭側線内のバフ色斑点は秋に比べて明らかに目立つ個体。

背面

与那国島のハリオシギ、春の渡り

与那国島のハリオシギそのU、春の渡り

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