はじめに

鳥の部位の名称を予め理解の上お読みください。図鑑の解説には必ず掲載してあ
ります。シギ・チドリなどの図鑑の解説書が参考になります。


図鑑的な説明・解説だけでは無くフイールド観察経験から得られた知見を重点的に
書き込んで読む図鑑から見るだけでも初心者にも分かり易く更にはマニアックなジシ
ギウォッチャーにもなるほどと思うような構成でチャレンジしたいと思いながら纏めま
した。

最外側尾羽 ⇒

14枚が確認できます。

A 次列風切り後縁の白帯が明瞭である。

A 次列風切り後縁の白帯が明瞭である。

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T-1

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T-3

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画像は3月沖縄本島

関東の都市公園で越冬する愛想の良い個体です

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B 尾羽は通常14枚(12-18枚)で最外側の尾羽は白地・淡色に黒帯が入り全体は白
っぽく明るくみえる。  尾羽の幅は中央尾羽から外側尾羽までほぼ等幅である。

田鴫 Gallinago gallinago  Common Snipe

@ 翼下面が明るく白っぽく見える

by HappyChappy

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最外側尾羽-----→

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ジシギの識別ポイントはいろいろあるが、決定的な識別ポイントはタシギ以外では尾
羽が最終的なものである。タシギでも尾羽が決め手である事には変わらないが、
タシギではそれ以外にもある。

その絶対的識別点は

@ 翼下面が明るい淡色で白っぽく見えるのである。
A 次列風切り後縁の白帯が明瞭である。
B 尾羽は通常14枚(12-18枚)で最外側の尾羽は白地・淡色に黒帯が入り全体は白
っぽく明るくみえる。  尾羽の幅は中央尾羽から外側尾羽までほぼ等幅である。

つまり、幅の変化は分からない程度である。

上の三点以外は相対的でもあるので敢えて補助的手段として絶対的ポイントが確認
不可の場合に種を予想する場合にすると良いでしょう。これは使用しない方が良いと
いうことでは無くあくまでも三点以外を優先すると時としてとんでもない種にたどり着い
てしまうことがあるので要注意というアドバイスである。
ジシギを始めるには先ずタシギをよく知ることから始まります。

A 次列風切り後縁の白帯が明瞭である。

←---最外側尾羽

T-6

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←--

T-7

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Birdopia Gallinavi

幼鳥・幼羽

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by HappyChappy

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こちらが標準的な嘴で基部から先端まで一様で長い個体です。

タシギ

白化個体です。舳倉島と沖縄本島で二個体観察しています。

バフ色の変化、白と黄褐色など入り混じる

背中が見えるような観察では完全な幼羽であることが分かります。

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@ 翼下面が明るく白っぽく見える

図鑑には無い解説ということで一般的なことは市販の図鑑にお任せしました。
基本は図鑑を読んでも理解できない時にはGallinaviを読んでください。多くの
画像でいろいろな個体を紹介しています。

肩羽の羽縁の太さ・広さ、細さ・狭さについての画像はタシギ・幼羽・成鳥羽
に掲載しました。参考例を見てください。このように図鑑では分かりにくい個体
が居るということを覚えておくとフイールドで役立ちます。

肩羽の太い・細いは年齢によるものか個体差によるものか筆者の結論には
至っていません。いろいろな季節ごとの画像からそれらがまとまるとよいので
はないかと考えているのです。多分、年齢によるものと推定しているのです。

幼羽から・第一回目冬羽への移行は完全に完了しない個体が居る。つまり年
が明けた翌年の春三月の沖縄には一部幼羽と思われる細く・白い羽縁の肩
羽の個体が観察される。これらの個体は第一回目の夏羽・繁殖羽に換羽する
とここで初めて完全換羽の個体になる。この際の肩羽は太い・細いは分からな
いが、この個体が秋に渡来した時は多分太い羽縁の所謂標準的なタシギの
羽衣になっていると思われる。つまり第二回目の冬には上列肩羽の羽縁は
太くなり、下列肩羽は換羽中で脱落している事が多いのである。

2011,12,10全面改訂しました。
2012,09,02一部改訂しました。

基本的な識別点も良く理解・その種の特徴を示す・傾向・することから始まります。
基本を大切に。

春と秋三度観察・沖縄県

畦の上で餌を探しているタシギが居ました。幸運にも太いミミズが飛び出しました。
くわえたのですが食べなれないせいでしようか何度も何度も落としてはくわえ直し
やっと飲み込むことができました。やはり水中で細くて小さなイトミミズを食べるのが
一番得意技の様子でした。こんな微笑ましい光景を観察しているとソーキそばを箸
で食べている毎日なのにイタリアンレストランでパスタをナイフとフォークで食べてい
るような食べなれない光景を思い浮かべています。2008,11,22

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図鑑的標準個体

腋羽の白対黒帯=白地>黒帯で明るく白っぽい

このように嘴の基部の太い個体は時折観察されます。短めになると・・・・・迷います

画像は3月沖縄本島

小さいサイズのタシギです。通称・コタシギと呼んでいます。

タシギの群れ、数羽から数十羽までいろいろな個体群が観察されます。

画像は3月沖縄本島

画像は3月沖縄本島

肩羽の羽縁のバフ色は白いものからゴールドメタリック的なものまで様々いる。

ほぼ冬羽に換羽している

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遠くからの観察でも尾羽は等幅であることが分かります。

@ 翼下面が明るく白っぽく見える

B 尾羽は通常14枚(12-18枚)で最外側の尾羽は白地・淡色に黒帯が入り全体は白
っぽく明るくみえる。  尾羽の幅は中央尾羽から外側尾羽までほぼ等幅である。

画像は3月沖縄本島

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2010,01神奈川県

肩羽の羽縁、内弁・外弁が分かりますか

画像は3月沖縄本島

食後の休憩は畦道の上で・・・・、こんな風景を求めて旅を続ける・・・・・

画像は3月沖縄本島

柔らかい泥地を好んで餌場とします。

画像は3月沖縄本島

赤味の強い個体冬羽

幼鳥・幼羽、真横からだと上列肩羽がそれらしく見えてしまうので要注意
肩羽の羽縁は白く細いのは全てのジシギに共通です。

嘴の基部が太い個体です

幼鳥・幼羽から第一回目の冬羽に換羽の途中です。上列肩羽から換羽が始まり順次
進む。細く白い羽縁の幼羽が残り進行途中であることが分かります。

この個体はゴールドメタリック的な羽縁です。赤味の強い個体に多く観られる。

腋羽は白地に黒帯、白地の幅>黒帯で、白っぽく見えるのが普通です。

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