チュウジシギ、中地鴫、Swinhoe's Snipe Gallinago megala

オオジシギ、大地鴫、Japanese Snipe Gallinago hardwickii

状     況
8-9-10-(11) 秋の渡り、関東では成鳥から渡来し始める。南西諸島ではハリオシギと同様に幼鳥から渡来し始める。関東では八月下旬から暗色型の成鳥から渡来し始める、九月が最盛期と思われる。10月まで観られることもある。2014年秋の観察から、10日から15日が渡来のピークが観察された。その後は次第に減少し下旬にはほぼ終了した。ハリオシギに比較して個体数が多いのでいろいろな換羽状態の個体が観察される。2015,09,28追記、今季は上旬に最盛期でした。その後徐々に減少して月末にはほぼ終了した。2017.09.23今季は3日の週から16日までは平均して観られた。
チュウジシギの声はジッ、よりもギィッの方が俺にはぴったりする。ギィッとガッと二声・聴こえた。
12-1-2-3-4
越冬期
南西諸島では少数が越冬する。南西諸島では淡色型も普通に観られる。越冬はハリオシギもチュウジシギもほぼ単独或いは複数で観られることがある。9-10-11月の観察では、成鳥の完全換羽が始まり、相当期間、1ケ月、など滞在し、越冬か?と思っているといつの間にか移動している。ということを何度も観察している。チュウジシギは日本よりもっと南のオーストラリア北東部でも越冬する。
3-4-5 春の渡り。ハリオシギよりは少し早く3月に入ると少数の移動が観察される。三月から四月にかけてぱらぱらと移動して行く。
ピークなどは分かりにくい。
5-6-7-8
繁殖期
繁殖期。繁殖地が飛び地でロシア、ハバロフスクの東部にある。この個体群は本州を通過する暗色系と推定される。南西諸島を通過する淡色系は他の繁殖地からのものと推測している。

参考書  SHOREBIRDS 繁殖期情報及び分布図

タシギ、田鴫、Common Snipe Gallinago gallinago

ジ  シ  ギ  観  察   計  画
1 郊外の越冬タシギ
2 郊外の越冬タシギ
3 南西諸島では移動が始まるタシギが移動開始、次いでチュウジ、ハリオの順になる。
4 春の渡り、タシギ、ハリオ、チュウジ、オオジ。成鳥・夏羽は艶やかになり美しさが増す。。
5 繁殖地のオオジシギ夏羽・初期、GW明けまで関東地区では夏羽のタシギ、明るく美しい、が観られる。
6 繁殖地のオオジシギは既に羽衣は摩耗しているのが普通です。
7 繁殖地のオオジシギ、オオジシギは渡り始める
8 オオジシギの渡り成鳥・冬羽、南西諸島では中旬からハリオ、チユウジが観られる。秋は幼鳥・幼羽から第一回目冬羽への換羽。
9 チュウジシギの渡り、タシギの渡り最盛期。
10 秋の渡りが続く。下旬頃コシギが渡る季節です。
11 南西諸島、越冬ハリオ、チユウジ、タシギ、アオシギ
12 アオシギは三月末頃まで観察可。
状     況
11-(12) 秋の渡りはジシギの仲間では最も遅く渡来する。山間部の渓流では11月上旬頃に観られる。
12-1-2-3-4
越冬期
越冬する時期。観察した個体数は10個体未満。今後の観察課題です。
5
繁殖期
繁殖期は不連続、2500-5000mの森林限界の高所で繁殖する。
越冬は標高の低い渓流とその付近の湿地。
状   況
9-10-(11) 秋の渡り、成鳥から始まり(南西諸島)続いて幼鳥も渡来する。渡りの期間は比較的長い。2014年秋の観察から、九月中旬に渡りのピーク・数え切れないほどの個体数が観察された。その後は少数が渡りを続けている。2015,09,28追記、今季は下旬
に大量に渡来している。10月も続くかは今後の観察による。
12-1-2-3-4
越冬期
越冬する時期、移動が終わり越冬地に定着する。幼羽から第一回目冬羽への途中は識別し易いが、換羽が完了すると成鳥冬羽との差は分かりにくくなる。南西諸島では三月に入るとタシギたちは移動・北上を開始する。関東地区では三月、四月、五月上旬が渡りの最盛期と思われる。日本全国で越冬するが降雪、結氷する地域では暖地よりは少ないと思われる。
タシギでは夏羽・繁殖羽は冬羽・非繁殖羽よりも明るく、赤茶色が濃くなり肩羽の羽縁は濃いバフ色が多くなる。これらは夏羽の初期の頃だけであり、経過と共にバフ色は白く・汚れた色になり同時に退色、摩耗が多くなるのが普通である。反面、冬羽でも赤味、茶色の濃い個体は肩羽の羽縁は濃いバフ色のことが多い事が分かっている。
3-4-5 春の渡り、成鳥夏羽・繁殖羽と第一回冬羽から第一回夏羽へ換羽した個体との区別は難しい。
4-5-6-7-8-9
繁殖期
繁殖期、木立のある湿原で繁殖する。フィンランドでは繁殖地を尋ねた。繁殖期が長いので生まれた時期により様々な羽衣の個体が秋の渡りで観察される。完全な幼羽は極めて珍しい。上列肩羽が換羽を始めている事が多く、そういう個体を真横から観察・撮影すると、一見して完全幼羽と見えてしまうのです。完全幼羽という時は全身の見える角度から何枚も写して比較してみましょう。

今年は猛暑日>35℃、酷暑日>40℃が続いた。やっと秋雨前線が南下して雨になり久々
の熱帯夜から解放されそうです。2013,08,21by HappyChappy (C)Birdopia Gallinavi 2013

日本野鳥の会オオジシギプロジェクトによると北海道のオオジシギは直接太平洋を南下してガム、サイパン島からニュウギニア島
までノンストップで40-70Km/Hで飛び続けました。そのような噂が現実のものと証明されたのです。2016.10.04追記。

関東の秋の渡り、オオジ、チユウジは決まって成鳥から渡来し次いで幼鳥の順になるのが一般的です。所が南西
諸島、沖縄県ではハリオシギ、チユウジシギ、は圧倒的に幼鳥の渡来が多いのです。その中に成鳥が少数混じる
程度です。タシギでは冬羽への換羽途中の個体や冬羽、第一回目冬羽での渡来が多く、やはり成鳥冬羽と断定
される個体は少ないように感じられます。個体識別が不十分だからでしょう、あくまでも私見です。2013,09,03追加

ジシギは一年を通じて観察ができるのです。しかし、一か所で全てを観るのはほぼ不可能です。
それぞれの種の越冬、繁殖、渡りをする環境・湿地・原生花園などにでかけてみましょう。

2011,03,07,沖縄県,越冬しているチュウジシギ。冬羽も後期です。これから春の繁殖羽に変身する。

2014年秋、09,15日、の渡りのチユウジシギです。稲穂が黄金色になりコンバインの刈り取りが
始まるとチュウジシギの渡りが最盛期です。2014,10,05台風18号接近中。埼玉県江戸川流域水田。

2015,04下旬沖縄県、春の渡りのハリオシギ、成鳥夏羽です。

2015,09,05今季初チュウジシギです。成鳥・冬羽。コンバインの終わった苅田の畔に・・・・埼玉県。

2015,09,06,昨日に引き続きフイールドにでかけた。一枚の苅田の畔に四個体を観察した。四個体
のうち愛想の良いのは二個体、一個体はちら観だけでした。その後台風17-18号で長雨が続いた。

タシギが二番穂の間で休んでいた。TSN-4 30W V-3 10-30mm=14mm,埼玉県。2015,09,20,

上の画像をトリミングしてもこんな感じです。2400万画素は素晴らしいです。大きくブレている
画像よりも小さくてもシャープな画像が後々使い易いです。

暖冬で用水路も水田もどこでも湿地でタシギはなかなか特定できないのです。立春も過ぎて
やっとあちこちの用水路でタシギを観察できるようになりました。2016.02.06フイールド2
タシギは暫くフリーズしていた。採餌を始めたのでデジスコを撤収し始めた。そして再度覗くと
タシギは見当たらなかった、隠れたのか、飛び立ったのかは不明。TSN-884&20W&V-3&
10-30mmターボアダプター他。

2016年春の渡りからハリオシギの伸び、外側尾羽が見えます。要拡大。

ハリオシギ、針尾鴫、Pintaile Snipe Gallinago stenura

(C)Birdopia Gallinavi 2013-2017

ハリオシギ、チュウジシギの繁殖地、越冬地の分布図を比較してみると参考になる。飛び地・繁殖地から
南下するチュウジシギは北海道、本州を通過する。ハリオシギは繁殖地はチユウジシギより東にも分布し
ているが、大陸を南下・移動するので本州での個体数は少ない。ということが見えて来る。
繁殖地・飛び地。ロシア、ハバロフスクの東部にある。SHOREBIRDS

ジシギのカレンダー
状     況
3-4 春の渡り、四月の中・下旬には繁殖地に渡来。2014年4月下旬、春の沖縄本島で二個体を観察した。
5-6-7-8
繁殖期
繁殖期、日本全国の高層湿原、北海道の原生花園など、雛連れは六月に見られている。遅く繁殖することもある。
7-8-(9) 七月上旬には南下を開始する。決まって成鳥から渡来し始める。次いで幼鳥が続く。渡りの期間は極めて短期間である。八月上旬に入ると幼鳥が観られる。チュウジシギの渡る頃には全く見られなくなることが多い。
(9)-10-11-12-1-2-3
越冬期
越冬地はオーストラリアの北部、東部の湿地。

by HappyChappy
2013,08,20

2017年春のジシギ祭り、から一枚、ハリオシギの水浴後の羽繕いで外側尾羽が
確認、要拡大、できます。2017.07.16追加、加筆修正しました。

ジシギたちは何時頃、渡り、越冬、繁殖するのか簡単な目安のカレンダーです。
観察経験と各地からの情報を参考にまとめてみました。2015,08,22加筆訂正。
画像は随時追加更新中です。

アオシギ、蒼鴫、Solitary Snipe Gallinago solitaria

(C)Birdopia Gallinavi 2013

状    況
8-9-10-(11) 秋の渡り、8月中旬から幼鳥が渡来する。ほぼ完全な幼羽の状態の個体が多く、単独或いは複数での行動が観察される。
稀には成鳥が観察されるが多くは無い。成鳥は夏から冬羽への完全換羽途中の個体と思われる。最盛期は9月頃になる。
12-1-2-3-4
越冬期
南西諸島では極少数が越冬する。成鳥冬羽への完全換羽の途中の変化も観られる。沖縄県。南西諸島での越冬個体はかなり遅くまで、四月下旬頃まで滞在していたのを観察している。同時により南から北上する個体と合流するなど、少数の群れで移動する。長期間の観察により越冬個体、北上個体のある程度の区別は可能でした。ハリオシギは日本より西の大陸での越冬分布が多い。
3-4-5 春の渡り。南西諸島では四月に入ると徐々に増えててくる。中旬から下旬に渡りのピークを観察した、2015年春。越冬した個体は概して夏羽への換羽が遅い傾向にある。
5-6-7-8
繁殖期
繁殖期
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