Gallinago Fieldnote

(C)Birdopia Gallinavi 2015 by HappyChappy

鳥見を始めたのは1980年頃である。夢中でカワセミ、ハクチヨウ、鷲鷹、などの特別なジャンルの種類を追うということは無かった。先輩諸氏或いは師匠として尊敬する方の種類数に追いつけ追い越せが何となく目標みたいなもので。なんとなく二十年以上が経過していた。又、特に珍鳥や日本初記録などを追うことなど無かった。退社とともに新たな目標も無く平平凡凡と春秋の島旅を続けていた。そして2004年の秋に地元のフイールドでタシギ、チュウジシギ、オオジシギの動画をデジスコ撮影したのが契機でした。三種を撮影したので残りはハリオシギとアオシギの二種類でした。その後アオシギは冬の栃木県で簡単に出会いましたが、ハリオシギは2005年2006年と出会う事は無かったのです。そしていよいよ地元のフイールドに拘らずにハリオシギの観察が可能な南西諸島へと長期遠征したのは2007年の春でした。この年は奄美大島沖縄本島、宮古島を周り春は終了した。その年の秋から沖縄本島へ五年連続一カ月から二カ月の長期観察が始まりました。その間にも春には与那国島まで三回の遠征をしたのです。しかし、目的のジシギ観察ではやはり沖縄本島が最も俺には適している場所でした。2013年春からは三年連続で沖縄本島に出かけました。秋は幼鳥が多く、時間の経過と共に第一回目冬羽の観察、春は成鳥。夏羽の観察ができたのです。現在はジシギたちの越冬と春の渡り、ピークなどを中心に観察を続けている。そんなこんなで春と秋の地元でのフイールド観察はままならないことが多いのです。秋は2012年頃から利根川流域、江戸川流域の水田地帯でジシギ観察を続けています。勿論、冬のアオシギ観察も降雪、凍結路面にもめげずに復活しました。それらはブログなどにも記録しています。2015年秋9月はいよいよチュウジシギの渡りが始まります。冬にはスノウタイヤで山地の渓流でアオシギを探したいと思うこの頃です。 2015,09,04by HappyChappyフイルードAは最も市街地に近い場所で冬季のタシギ観察フイールドです。フイールドBはほぼ水田で一部に農家など点在する水田地帯です。フイールドCは広大な水田と一部ビニールハウスがある。今後も開発は行われないと思われる。全て江戸川流域・中流域・埼玉県側です。河川敷にはゴルフ場などの他に河川林が点在する。

年 月 日 観    察    記    録
 2015年 秋 
2015,09,05
(土)
今季いよいよ初出陣です。八月の上旬は猛暑日、下旬は冷夏と極端な気候でした。稲の生育も今日の感じでは平年並みに進んでいる。コンバインが始まりました。フイールドAでは苅田10枚程を順に観察した。デジスコを担いで苅田をチェックする。一枚目、不在。二枚目突然ジシギ二個体が飛び立つ。どちらも遠距離飛行で着地点は不明。ジシギ探しのコツは地上に居るのが見つかれば最高です。しかし、時として飛び立ちを見つけるのも多いのです。複数の飛び立ちでは一羽に照準を当てて追跡する。着地点を何かしらの目標で定めて置くと次にその場所・付近で再発見することが多いです。次の苅田に進めると畔の上にぽつりと一羽のチュウジシギを見つけた。椅子に座り観察・撮影する。体は見えないが首から上だけが見えている。10分間程度で水路の草地に隠れる。次の苅田に移動する。帰り際に再度先のチュウジシギを見つけた。光線の具合を見ながら順光側へ移動する。バックにツユクサが咲いている。前季はタシギでした。今季は未だタシギは見つからない。7-10時の初ジシギ観察でした。フイールドBはコンバインが多いので遠慮した。2015,09,05

今季初チュウジシギ

帰りに逆光で再発見TSN-884 & 30W & V-1ミラーレス一眼では眼鏡のまま撮影可で便利。もし液晶を使用するとフードと老眼鏡の使用になる。とても不便ですね。

こんな風景・・・良いですよね。
2015,09,06
(日)

昨日に引き続きフイールドCにでかけた。天気予報は午前中曇りで予報通りでした。昨日は飛ばしたから一枚目の苅田から慎重に注意深くチェックする。すると一枚目の苅田から二羽飛び立つ。今日はついているのかどちらも近くに降りた。どちらも見える場所に居る。一羽は畔の草地に隠れて警戒している。もう一羽は畔で丸出しのまま採餌している。採餌している個体を観察・撮影する。多分第一回目の冬羽へ換羽途中です。時々、隠れていた個体をチェックすると既に何処かに移動して不明である。採餌している個体も枯れ草の中に入り不明。次の苅田に移動する。すると昨日の同じ場所付近で一羽発見する。稲田の畔で移動しながら採餌。ちょっと隠れたと思ったら別の場所に出た。?随分と速い移動だな?と思った。暫く撮影してから次の苅田へ移動する。ほぼ苅田を全てチェックする。乾いた苅田にはヒバリが居る。ハシボソガラスが集団で採餌している。そんな場所にはジシギは好まない。ゆっくりと水田を一周して今日はフイールドBに行くつもりで戻った。すると昨日初めて撮影した場所に4個体もチュウジシギが居た。そのうち1羽は警戒心強く姿を現さなかった。他の3個体は採餌、休憩、羽繕いのフルコースを順番に見せてくれた。程良い距離で観察していると、水の引いた用水路で雑魚を獲るおじさんが来て網で用水路に入り獲り始めた。ジシギは全て稲田に隠れてしまった。おじさんが帰り暫くすると3個体のチュウジシギが畔に点々と並んでくれた。ミラーレスのバッテリーは容量が大きいので400枚以上も撮影可能です。ミラーレス一眼デジスコは普段の眼鏡のままだからマニュアルフオーカスでも歩留まり90%以上もある。V-1&10-30mmとTSN-884&25-60ズームでのレンズのセットとプロミナーの倍率25-60をいいろいろ組み合わせて、写り具合のチェックをしている。どうしても高倍率60倍を使用したくなるが、暗くなる。一方カメラレンズ10-30では27-81(35mm画角)の20mm以上(54mm)でケラレの無い画角になる。ケラレはあるが10mmと25倍ではかなりシャープな画像が得られるので好んで撮っている。勿論、最大広角側で27x25=675mm相当です。マニュアルレンズなので焦点距離では分からないので、表示されるF値でほぼ20mm≒F=5ブラスであることが分かった。この画角で25倍からいろいろなアップ、ドアップサイズを撮るが、やはり相当な好天でも無い限り、40倍程度が画質としては限界と思う。25-30倍では風景的、環境が写り込んだ画像が得られる。30倍のワイドで画質に拘るのも良いが、ジシギ観察は距離が遠いので25-60倍は重宝する。どちらを使用するかは目的で変えれば良いと思う。暫くはV-1を使い切ります。


今日も秋の風景とチュウジシギに出会いました。7-11時まで7個体を観察した。結局フイールドBはコンバインが複数台稼働していたので今日も断念。


昨日よりちょっとだけ良くなりましたね。このくらいが良いのかもね。?

愛想の良い個体でした。雑魚獲りのおじさんが来て水路で小魚獲りを始めた。するとジシギたちは稲田の中に隠れた。あー・・・・・・と言う事も有りますよ。
2015,09,12
(土)
台風17-18号の余波で一週間雨が降り続いた。線状降水帯が関東以北に停滞しながら東に移動して甚大な被害を齎した。昨日から天候が回復し始めたが東北北海道は未だ悪天候である。一週間ぶりのフイールドです。Cではチュウジ2タシギ3個体、Bではタシギ1、チユウジ2個体を観察。先週より増えるかと期待するも横ばいでした。

今季初タシギ、冬羽でした。

チュウジシギ成鳥・冬羽、警戒心の強い個体です。最後に飛ばれても良いと超接近したらフリーズした。数え切れないほどのチユウジシギとタシギの群れには遭遇して無い。本日、タシギ4,チユウジシギ4個体でした。
2015,09,13
(日)
昨日に続き重たい体に喝を入れてでかけました。今が最盛期なので天気が悪く無ければ出撃します。数え切れないほどのジシギのカウントを妄想しながらフイールドに向かいました。昨日居た警戒心の強い個体はほんの一瞬だけで一枚も撮ることもなく待機するも出現せず場所を移動する。今日はタシギも飛ばない、ジシギ・チユウジのピークは先週だったのか?と思いながら帰り道、何となく大きな畔を覗くとあれ・・・チュウジシギ。この個体は干上がっている用水路の中で採餌しては時々畔に出る。たまたまその時偶然にも遭遇した。しかし、用水路に入ると全く見えない。暫くすると遠くの土手にでる。そして又用水路に入る。出る。更に遠くなっている。最後に警戒心の強い個体の場所で暫く待機する。しかし、出ず。今日はフイールドBにも立ち寄る。ここはほぼコンバインが90%完了している。ジシギの隠れる場所が少なく、歩いていてもジシギに飛び立たれてしまうことが殆どです。タシギ2飛び立ち、更にタシギが5飛び立つ。タシギが増えた。苅田の真ん中からチユウジシギが飛び出した。遠くに、南西方向に飛び去る。更にもう一羽、これらは昨日の個体と同じかな?タシギを探して二番穂の苅田をゆっくりと歩く一番遠くにぽつりと一羽のチュウジシギ。一時間ほど観察する。曇りで快適である。そろそろお昼なので切りあげた。フイールドCではチュウジ2タシギ0,フイールドBではタシギ7,チュウジ3でした。
用水路で採餌して時々土手に上がる。そんな時に偶然遭遇した。その後段々遠くなり見失った。



ここで暫く休んでいた。その後右の畔にて採餌を始める。右側の畔を越えて次の苅田へ移動する草陰からこちらを牽制しながら警戒していた。

フイールドBはほぼコンバイン終了。二番穂の苅田が狙い目です。
2015,09,19
(土)
相変わらずの雨が降り続いた一週間でした。(木)はスポクラ定休日なのにフイールドを楽しみにしていたら朝から雨でしたので新レンズのフードカバーと鏡胴カバーの試作でした。試作で一段落して、お気に入りの生地・綿キルテイングで本格的に製作しました。これは昨日のブログに公開しました。フードカバーは円筒なので初心者向けです。しかし、鏡胴部分は勾配があるのでカレンダーの紙を使用して型紙を作る。ぴたりとしたら生地で試作する。これで長短を観極めて最終の製作に取り掛かります。面取りはバイアステープ・アイロン圧着です。これで端のほつれも無く観た眼も綺麗に仕上がります。折り返しが無い分フラットに仕上がりました。DIYコーナーに公開予定です。そして今朝新しいレンズを持参してフイールドBとCにでかけました。ところがレンズに雲台用フーレートの装着を忘れてしまいました。これでは撮影不可なので従来のデジスコだけにしました。TSN-4N & 30W=17E とV-3 10-30mmの組み合わせです。V-1はバッテリ容量が大きいので半日使用して400枚以上の撮影が可能です。V-3では100-200枚程度でしょうか、予備バッテリーを一つ持参してます。フイールドBから歩き始めました。タシギが単独で飛び立ちますが全て遠距離飛行でした。タシギの群れ・数え切れないほどには出会えて無いです。チュウジが無声で飛び立ちました。すこし先の田んぼに飛びおりました。もう一羽飛び立ち出発地点付近に着地しました。初めのチュウジに向かいました。すると二番穂の間で休んでいたのです。

こんな感じで休んでいました。暫く待っても動かずに居たので時計方向に90°移動した。

二番穂の間でこちらを観ていた。チュウジシギ第一回目冬羽のようです。肩羽に幼羽が残って居ます。このあと奥の用水路に入ったので更に時計回りに90°移動して用水路を覗いてみた。

用水路の中で採餌していた。この後草むらに入り込み見失う。2460mm相当、プラス1段補正。フイールドBのスタート地点に戻りチュウジを探した。近づかないでプロミナーで根気よく探した。すると、畔の側の二番穂に隠れるように採餌していた。ここも遠いので近づく事はせずに明日に期待。連続してフイールドに出かける場合はジシギたちを飛びださせることはしない。何故なら明日も見られる可能性が高いからです。皆さんも試してみてください。


これではどうしようもないのでフイールドCに向かった。成鳥・幼鳥は不明です。いつもの苅田と稲田の畔にチユウジは不在だ。タシギも一羽も飛び立たず。今季はピークが過ぎたのかと思いながら苅田の畔を探す。サギが群れで入ったり、カラスが群れでいる田んぼにはジシギは少ないです。二番穂の間を一本ずつチェックしていたら、あれ・・・・。ひょっとしてチュウジ?真っ黒いです。場所が良いので椅子に座り観察する。向こう向きなので背面が良く見えている。成鳥冬羽でした。
二番穂の間で休んでいた。

チュウジシギ冬羽。
今季のピークは上旬頃かもし知れませんね。未だもう少し続きます。
2015,09,20
(日)
昨日に続きフイールドBから歩き始める。タシギは全て飛び立ち遠くに飛び去る。タシギ5±。チュウジシギ3個体、今日は飛び立ちそのまま飛び去る。一羽のみ近くに降りるが、近づくと飛び去る。一時間でフイールドCに行く。苅田を順番に順光側の方を重点的にチェックする。上旬に群れが入った場所は二週間で二番穂が伸びて見にくくなった。タシギが二番穂の苅田で休んでいた。やっとタシギに出会えた。成鳥の冬羽だ。30Wでいろいろ写してから、25-60のズームに切り替える。倍率と画角をいろいろ変化させて写す。逆光なので+1補正する。30分ほどで移動する。帰りに、二時間後はタシギは既に飛び去っていました。昨日のチュウジシギの場所に来た。ひょいと覗いたら近くに居たのでびっくりした。三脚を椅子モードにしてゆっくりと構えた。するとかなり遠くに居た。あれ・・・移動が速すぎる。そして二三列目の二番穂の間にかなり近くに居るではないか。元々二個体が居たようです。近くの個体を撮っていると遠くの個体はいつの間にか不明になっていた。時計は11時半を過ぎている。そろそろレンズを背負って帰り仕度です。今度の飛島ではデジスコかレンズかいろいろ迷っている。そうだ、三脚の肩パットを更新しようと考えました。昔々、使用していたアルミ三脚、クラシックは重いので全く使用しないからその肩パットを現在のカーボン三脚に転用しようかとも考えたのです。遠征までやろうかな・・・・・・。30W & 30mm。どういう訳か二番穂の間で休んでいるタシギは飛び立つ事無くそのままの姿勢でした。

25-60=60&30mm=82mm
長時間観察していると必ず羽繕い、伸び、などを見せてくれるのです。

30W & 14mm=38mm相当



30W & 10mm以上タシギ、冬羽でした。

個体Aはいつのまにか見失う。


愛想の良かった個体Bです。共にチュウジシギ成鳥冬羽。AB共飛び立ってはいないので明日も会えるかもしれない。今日はチュウジ5(観察2)個体、タシギ5+(観察1)でした。
2015,09,26
(土)
朝起きたら未だ降りそうな感じの空模様でした。朝ドラの稀を観ていた。すると報通りにどんどん空が明るくなり始めた。準備は整っていたのでフイールドCに直行する。コンバインも90%以上は終了している。二番穂の伸びた苅田から次々にタシギが飛び立つ。もう数え切れないほど飛び立った。あの理論で二番穂の間を丹念にチェックすると居残りのタシギが居る。近いもの遠いものなどほぼ成鳥の冬羽の感じだ。あまり長時間観察すること無く次のジシギを探すが見つからない。今日は駄目だなと思いながら帰路につく。するとタシギとジシギ・チュウジが畔から飛び立ち隣の苅田に降りた。ゆっくりと近づき覗くとチュウジシギがこちらを警戒しながらみている。暫く、20分間程度待っていると、近くの畔で採餌を始めるが草の中で顔がちらちら見えるだけです。30-40分間観察して帰路についた。今日はタシギ多数、チュウジシギ1個体。
タシギ冬羽。


伏せて休んでいるタシギ。

少し遠いので安心して休んでいるタシギ。

今日はタシギ日和・タシギ天国の一日でした。

二番穂の間でこちらを警戒しているチュウジシギ冬羽でした。そろそろ終盤てす。あと1--2日くらいはフイールドにでてみます。それにしてもチュウジシギは9月の上旬、タシギは今ころドーーーーンと入りました。
2015,10,01
(木)
スポクラ定休日です。午後から爆弾低気圧が日本海沖を北上するので大荒れの予報です。午前中だけでもとフイールドCとBに立ち寄る。Cはタシギ5(2重複)のみ、Bに移動する。タシギ多数飛び立つが近くにも降りる。しかし、二番穂が長くてタシギは見にくい。その中に一羽のみチュウジシギが飛び立つ、近いところに着地するが草深くて再発見できず。11時には雨が降り始めた。やっとノビタキが来た。タシギは数が増えてチュウジシギは一羽見つけるのが精一杯です。
タシギ二個体が写っています。他も同様に二番穂の中で草被りです。次の土日で今季の田んぼ巡りも終わります。
2015,10,03
(土)
爆弾低気圧が通過した日本列島は秋日和になった。今季の最後のジシギ探しの日になります。今日はフイールドCからBに移動して歩いた。Cはタシギ20-30羽程度、ジシギはゼロ。Bはタシギ20-30羽、チュウジシギ1個体でした。タシギもジシギも飛び立ち、着地しても二番穂に隠れて全身が見えないです。ジシギは飛び立ち着地点でも再発見不可でした。

タシギ冬羽。

タシギ冬羽。

タシギ冬羽。
2016年  冬から春
2016,01,23
(土)

久しぶりに近郊のマイフイールドにタゲリを観にでかけました。車では定点観察のみ、MTBならフイールド・田んぼの農道を探しながら観察できる。どちらも長所・短所がある。車なら時短、MTBなら水路も他の鳥たちチェックできます。撮影機材はデジスコ+P600のコンパクトハイエンド機。1440mmまでの超望遠撮影可能です。もっとすごいP800かな2000mmまでが昨年出ました。いずれそれが楽しみになることでしょう。自転車で側道・歩道を走っていたら、今年は暖冬で雨雪が多くて用水路は何処でも湿地になっている。だからタシギは散らばっているので探しにくいのです。そんななか、すぐ側の水路の湿地にタシギを見つけました。採餌していたタシギは俺に気が付いてそそくさと土手に上がった。俺はP600で数枚撮るのが精いっぱいでした。この日は水路で二羽、タゲリを観察していたら三羽が二番穂の水田に着地した。タシギは居るのですがなかなかポイントが定まらないです。
 2016,02,06
(土)

今日は運よく愛想の良いタシギに出会えました。

別個体のタシギ。どちらも冬羽です。暫くフリーズしていた。その後採餌を始めたのでデジスコを終了、しかし、その後は見失った。隠れたか飛び去ったか不明。 
 2016,02,11
(木)祝日

久しぶりにMTBでフイールド3まで出かけてみた。タシギ4、タゲリ2、ホオアカ他小さな用水路にタシギを見つけた。先ずP600で数枚撮る。なかなか便利なものです。そしてデジスコをセットし終わると既にタシギは移動・飛び去っていた。なかなか解放水面・湿地では隠れ場所が無いので警戒心が優先する。こんなことを繰り返しているとやはり南西諸島のような温かな地域での越冬個体はのんびりしているように感じるのは俺だけでしょうかね。タシギ冬羽でした。前回の個体の肩羽羽縁を比較してみてください。明らかに太さが異なるのが分かります。成鳥なのか♂なのかいろいろ考えられるのです。どうして♂かというと、嘴が短く見えるからです。成鳥か第一回目冬羽かは既に識別不能な換羽状態です。 
 2016年  秋
 2016,08,12
(金)
今季初めてのフイールド3.を歩いてみました。このフイールドでオオジシギは期待できないから、チユウジシギの初渡来の時季を探ってみたいと思いでかけました。ゆっくりとプロミナーを背負いながら農道を歩いた。稲穂は既に大きく垂れている。早いところは月末にはコンバインが始まる。丁寧に除草されている水田があった。近づくとふいにチュウジシギが飛び立った。ギィッと一声、飛び立ちゆっくりと旋回しながら高く飛び江戸川を超えて飛び去った。


ジシギたちは何故かこのように丁寧に除草さされている場所を好みます。 
2016,08,24 
(水)
今季二度目の3フイールド調査、前回に引き続きジシギの渡来状況をチェックする為の予備調査のようなものです。先日の台風9号通過、ほぼ直撃・暴風圏内でした。月末には早稲のコシヒカリはコンバインが始まる。既にコンバインが入れるように畦は除草されてスタンバイ状態になっている。そのような水田は前回よりも多く増えている。実ったコシヒカリは暴風雨で倒れているが、コンバイン不可のような状態ではない。良かったです。




ムラサキツユクサも咲いているが今季は群生地はなかなか見つけられません。

今日はジシギは一羽も見つかりませんでした。これが当たり前です。前回はたまたま居たという感じです。当地ではオオジシギはほぼ稀ですがチュウジシギは最盛期(;例年変化する)になると狭い刈田の畦に複数個体が観察されるようになります。ある日突然増えて、数日で徐々に減少して複数から単数そしてなかなか見つけられない。そしてタシギが渡来するようになる。その頃は二番穂が伸びてジシギは上手くカムフラージュして隠れてている。それを見つけるのも又楽しいものです。六時半から八時半まで曇り空時々晴れ間。6500歩でした。
こんな感じの曇りそ空でした。
2016,08,28
(日) 
今季三回目のフイールド2.3の観察です。台風10号接近前のコンバインが始まりました。そんな刈田の畦には必ずチュウジシギが見られるのですが、当地には未だ渡来してないようでした。今週はいよいよ9月です。週2回のペースでお天気、諸々の事情と相談しながらフイールドにでかけてみます。何度も書いているように当地では9月にチュウジシギのピークがあります。それが例年お天気、気象状況などにより多少の変動はあります。果たして今年は何時頃がピークでしょうか。その辺を探ってみたいと思います。 
このような刈田の畦には必ずチュウジシギが観察される。しかし、当地には未だ渡来せず。次回が楽しみです。
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