鹿児島県薩摩川内市こしきじま
2018年甑島のチュウジシギ

 

2018.04.16-26鹿児島県薩摩川内市甑島へ鳥見旅に行きました。初めての訪問なので土地勘が無く上・中甑島、下甑島を7泊で周った。島は鹿児島県の西部に浮かぶ離島です。交通手段はフエリーと高速船で串木港と薩摩川内市からアクセスしている。我々は鹿児島県内でレンタカーを借りて島に渡りました。島はほぼ自然林・照葉樹林帯で平地が極めて少なく一部畑地と水田そして山林を開発した牧場があります。島の主な道路と林道が探鳥地になります。少ない畑地、水田は日本全国どこも同様で耕作放置になり荒地と化している。恐らくこれからも耕作されることは無いと思われるが以前は多分に渡りの中継地点としてはかなり良かったと考えられる。ブログに観察した鳥の種類を公開しているので参照ください。少ない水田地帯を車から観察していると偶然にジシギが草地から飛び上がり着地するのが見えた。更にはある日の夕方ジシギが一羽飛び交うのが観られた。そこで雨の日には注意深く観察していると畦に伏せているジシギを見つけた。その時点ではタシギと思っていたが、宿に帰りパソコンで開いてみるとチュウジシギと判明した。又、前記の飛翔するジシギはタシギと思えるような飛翔形態であった。

警戒して伏せているので本来の標準的なプロポーションでは無いが色彩、顔のバランスなどからチュウジシギとしたがハリオシギ的要素もあり100%断定は困難な一枚です。このように一年ぶりに観る春のジシギは極めて複雑でした。



 
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