秋から続いたタシギの観察記録はいよいよ最終章の季節です。そのⅠから
続けて読んでいただければタシギの越冬記録が分かります。季節により、
タシギの警戒心はどのように変化するのか、それは画像から証明されます。
基本的には警戒心は強いのがジシギ・タシギの仲間の特徴です。そのなか
でも季節、環境により採食方法が厳しくなりテリトリーの確保など小さな発見
ですがとても興味深いことが分かりました。年が明けると幼鳥と成鳥の区別
はし難くなる、或いは区別ができないほど変化は小さい。などなど小さな疑問
は次々に湧いてきます。小さな発見からいつしか定説になることを妄想しなが
ら観察は続きます。2021.03.05バースデイ、HappyChappy Birdopia2021.03.05

2020年秋-2021年春のタシギそのⅤ

 観 察 日  観   察   記   録
  大好きなジシギのイラストを練習しているのですがなかなか可愛いのが
描けないです。ちょっとお気に入りがあるので掲載します。






憧れの鳥、コシギ。二度目のチャンスで観て撮れました。
10年に一度のチャンスです。
飛んだ姿は蝶のようにひらひらです。

 2021.05.15 今季の観察記録は終了します。次回は8月頃からオオジシギの南下を探してみます。
田植えは80-90パーセント終了しました。残りの水田も今月中には田植えが終了する
事と思います。来季のジシギは何を観ることから始まるでしょうか、お楽しみに。 
 2021.05.08 5月1日から田植えが始まる。5月8日現在では50-70パーセントが完了した
スズメノテッポウが繁る水田から時折1-4羽が飛び立つ。下りた先は水田で
なかなか見つけるのは困難です。それでも声や背面からの白帯がハッキリ
見えると、あーーータシギだと分かります。 
 2021.04.29 水田にはトラクターが10台も作業している。どんどん代掻きされていく。昨日の田んぼは田植えの準備が整った。タシギは隣のスズメノテッポウが生え田んぼから
6羽が飛んだ。もう少しだけ楽しめそう。十分なほど声を聞きました。 
 2021.04..28 昨日チュウジシギは少し離れている所から飛んだが農家の建物に隠れて見失った。
タシギは10羽以上飛び立った。今日はトラクターが近くで作業している。農道も補修している
近づいたらタシギが二羽飛んだ。その周辺を探したら畦側に座りフリーズしていた。
何枚か撮り明日の為に飛ばすことなく
その場を離れた。






渡りの途中のタシギ夏羽
 2021.04.26 昨日のチュウジシギとタシギの場所に行く。二度あることは三度ある。まさかまさかです。ジェーッ、ギィッと同時に飛び立つ。大きな個体を追う。はっきりと背面が見えた。50メートル先の水田に下りた。近くでは農道を補修していた。近づく途中でチュウジシギが飛んだ。草地に下りた。しかし全く分からない。明日の楽しみにしてその場を離れた。タシギとチュウジシギの異種行動はジシギあるあるです。 
 2021.04.25 昨日のチュウジシギの田んぼを覗きに行く。まさかまさかのチュウジシギの
飛び立ちです。10-20メートル先の草地に下りた。更に近づくとギィッギィッ二声発して
飛んだ。その方向を双眼で追う
 背面がはっきり見えた。今日は遠くに飛び去った。
背後からタシギが飛んだが見失う。帰り道タシギは元々飛び立った所へ下りた。
明日も覗いてみる。
 2021.04.24 二時間ほどの散歩で水田を見ながら歩ける時間は30-40分間ほどです。
今日はチュウジシギの声、ギィッギィッと二声発して飛んだ。背面がはっきり見えた。
下りたところに行くとタシギが二声発して飛んだ。これに気を取られていたらもう
一羽飛んだが見失った。静かに渡りは続いている。
 2021.04.21 水路はなにも居ない。いよいよ最終章です。 
 2021.04.20  大水路に水が入った。その支流にも間もなく水が入る。本格的な
農作業・田植えが始まるまで一月足らずです。そんな小さな水路に
越冬した垂れ尾のタシギは居なくなって三日目になる。しかし、双眼鏡
で覗いたらこちらを伺うタシギが一羽。フアミリーではないかと思う。
前回は垂れ尾のタシギとたまたま同時期・同日に一緒になり戦うことも
無く飛んで行った。遠くへの移動と感じた。その後垂れ尾のタシギは戻ら
ないからその場所にフアミリーが戻った。こちらを伺う行動はいつもの通り
でした。隠れていたので暫くは待った、出てくることは無く顔と上半身
だけでした。帰路には居なくなっていた。もう少しで水路は水が入り
採食は不可能になるから水が入るまでの短期間だけのお楽しみ。



これだけでは誰であるかは判定不可能です。多分フアミリーです。
 2021.04.19 土手下の大水路のあぜ道を歩いた。ここはカルガモとキジが多い所です。
用水路は一部三面舗装されてない昔ながらのもので岸部は草が生い茂る。
水深が浅い時は越冬タシギや春秋の渡りでも少しは観られる。今日も
水路からジェーーーーと一声発して飛び立つ。高度を上げて旋回する。移動
かなと思っていたら遠くの水田に下りたので近づいてみる。水田の畦は草が
繁りタシギが本気で隠れたらカムフラージュして絶対に見つけられない。今日も
側まで近づいたが見つけられない。ジシギは飛び立ち、着地するとその場に
フリーズして隠れる個体と、下りたら一目散にその場を離れていく個体が居る。
今日はどちらの個体かは不明だが見つけられなかった。こんな事がどうして
解るかというと、それはある程度近い時、双眼鏡で識別可能な距離で観察して
みるとそのようなことが分かってくるのです。なんでも分からないという事では
なく分からないから観る、調べるということで新しい知見が蓄積されるのです。 
 2021.04.17 フアミリーは戻った。しかし、垂れ尾のタシギが近づいたら
闘争することも無く飛び去る。それも近くの水路ではなく
かなり高度を上げて飛んで行く。あるていどの移動と思える。
それにしても自然界は分からないことばかりです。




反対側から撮る。この姿勢はフアミリーです。今は繁殖期なので
既にライバルかも知れませんね。


垂れ尾のタシギは戻った。前回は夏羽だが尾羽は冬羽のまま、
今回は短くなっているので換羽が始まったようです。 
 2021.04.16 水路のタシギたちは既に移動したと思われる。それでも居ないという情報も
必要なので1週間は確認してチェックする必要がある。水路はハクセキレイや
カルガモの餌場所になっている。雨が多くなり水深も深くなりつつあるから
タシギには少しばかり採食しにくいことになる。水田は良い状態で何処も
湿地で採食可能です。そんな所を毎日歩いているがそんなにジシギと出会う
訳ではない。それでも四月はジシギの渡る時季です。期待は少ないですが
脚で稼いでチャンスをものにしたいです。今日は田んぼを歩き終える頃に一羽
飛んだ、畦際に下りて座りフリーズした。うん・・・・・⁇なんだこれは。変な印象です。
近いので撮る、土手を上がる後ろ姿はハリオシギ風的でさえある。右の顔と左の顔
で印象が全く異なる。観ている距離でジシギの緊張感と俺の緊張感から
そうなったと考える。少し遠くから見ると全くのタシギでした。やれやれ
とんだハプニングです。常に鳥・ジシギも人間も平常心であることを頭に入れて
識別することですが瞬間的には情報がいろいろと錯綜します。最後はパソコンで
しっかりと識別してみました。


伏せていたが歩き始めた。左側の印象は眼がとても大きく見える。
距離が近いのでかなり警戒している緊張状態でしょう。


飛んで隣の水田に下りた。距離が遠いので警戒心は少しは和らぐ。
右側の印象では全くのタシギでした。このように条件が異なると
印象が変わり識別に迷い、場合によっては誤認してしまう。ということが
しばしば起こるのです。つまり一枚の画像から識別しても大丈夫な場合と
何枚見ても困難な場合も多々あるのです。久しぶりに頭を混乱させてしまいました。

 
この場合もタシギ的です。一枚目の画像が特異な条件だと思います。
この個体はほぼ夏羽・繁殖羽です。雨覆いなども綺麗です。
これから会える個体は夏羽の可能性は大です。
 2021.04.15 昨夜の雨は予報以上の大雨だった。今朝は晴天だが気温は低めです。
春なのに俺の行動パターンは冬のままです。自然界は6時に既に明るく
なっているからそれに併せて早く出かけなければ鳥の生活には合わない。
そんなことは解っているが生活習慣はなかなか変えられず。何時ものように
出かけてみた。しかし、今日は一羽にも遭遇することは無かった。こんなに
晴天なのに道草している暇は無いはずです。一日でも早く繁殖地に到着して
繁殖活動を始めないと秋九月の渡りに乗り遅れてしまう。垂れ尾のタシギは
仲間を連れ戻しに来たのに既に不在だったのかも知れない。でも彼らのGPS
は正確だから生まれた場所に必ず戻ってカップリングするはずです。秋には
子供たちを連れて又この水路に戻ることを祈るばかりです。
もうこの春に戻ることは無いと確信している。



雨覆いの一部は未だ冬羽のようです。
垂れ尾のタシギは夏羽になり戻って来たのです。
 
 2021.04.14 昨日からの風雨でタシギは最終の渡りに入ったのかも知れません。
田んぼを歩いていたら水路から三個体ものタシギが飛び出しました。
こんなに嬉しいことはそう度々起こる事ではありません。雨なので
声の確認と飛んだ時の次列後縁の白帯の確認はしっかり出来ました。
普段は何も居ない処ですがこのように移動中の個体が狭い範囲で複数
観察されることは本当に珍しいことです。そして三度目か垂れ尾のタシギが
夏羽に変身して戻ってきました。予想通りファミリーが残っているから
絶対に垂れ尾のタシギは戻る筈だと確信していました。


 
昨日から残っている第一夏羽の個体です。


こちらは別個体の第一夏羽です。今日はファミリーには出会えませんが
明日の朝が楽しみです。



水路を覗いた瞬間に、あっという驚きです。まさかというのと
やはりというのが入交ました。とても複雑な思いです。


水路に入り採食を始めた。


雨ですがカメラはびしょ濡れ・ハンカチ二枚もびしょびしょです。
それでもこれが最後とばかりに夢中で撮り続けた。尾羽は冬羽。


そして反対側に上がる。右も左も観て撮ってくれと言わんばかりの
姿勢です。警戒もせず不思議な瞬間です。この後二番穂の
水田に入ったが追うことはしない。又明日会えるから。
素晴らしい夏羽です。雨覆いは少し汚れているので換羽はしてないのかも
知れませんね。

 2021.04.13


クサシギを観ていたら突然飛んだ。突然水路からタシギが飛び立つ。
反対側に下りたが遠いです。いつもの垂れ尾のタシギフアミリー。


見慣れない個体が居た。幼羽が残る第一夏羽。旅の途中に
立ち寄る。
 
 2021.04.12 草被り水路にいつものタシギ、夏羽。タレオファミリーの居残り。 

肩羽なども換羽済の状態です。


帰路も同じ場所、ここは休憩場所です。別な場所が採食場所で垂れ尾のタシギ
が好んで採食していた場所です。餌が豊富にあると思われます。
 2021.04.11

クサシギと一緒。



あと何日滞在するのでしょうか⁇ 
 2021.04.10 3月のお彼岸頃にタシギが移動して観察は暇になった。しかしその二週間後
突然先週の週末に垂れ尾のタシギとファミリーが戻った。その後1週間で
垂れ尾のタシギは姿を見せないがファミリーはそのまま居ついている。
今日も朝は採食していた。昼前には不在ですが付近には見当たらず。
フアミリーが居る間は垂れ尾のタシギが戻る可能性はあるので観察は
引き続きチェックしている。


あまり警戒しないですがフリーズして動かなくなる。 
2021.04.09 


朝9時半には不在です。移動したなと思っていた。帰りに覗いたら
ファミリーが残っていた。垂れ尾のタシギも戻る可能性あり。 
 2021.04.08
四月に入りタシギは少なくなり観察・撮影の機会は少ないと思った。
しかし、今週の初めから垂れ尾のタシギファミリーが戻った。それでも
1-2日で移動すると思っていたが、その後も毎日観察しているので
データが増え続けている。困りましたね。


垂れ尾のタシギはいつもの水路で採食している。正午前には
姿は観られなかった、付近にも居ない。何処で休んでいるのか。




相棒の個体です。水路側から飛び立つが声はジェーーと普通でした。

反対側に周りこみ観察・撮影する。リラックス。

 
時々太陽を観ていた。
 2021.04.07






草被りの水路には垂れ尾のタシギは不在、付近にも不在です。

上の個体は昨日と同じです。帰路には不在です。
移動か否かは未だ不確定。 
 2021.04.06 昨日飛び立ちで変な声を出した個体です。




今日は飛んでから・飛びながら鳴いた、ジェーーーーーです。不通です。
飛び立ちで別な声を出すのか今後確認します。


垂れ尾のタシギが草地で休んでいた。


水路に入り採食を始めると警戒する。
雨覆いは冬羽で摩耗や擦り切れが生じている。肩羽は
これから換羽すると思われる。
 
 2021.04.05  昨日からの雨が降り続いている。遅咲きの桜を愛でながら桜通りを
過ぎて田んぼに入る。草被り水路には不在。ところが側の田んぼから
一羽が飛び立つ。その声はタシギ的・ジェーーーーではなく、もっと
重くガッとかゲッとかオオジシギ的に聴こえた。先日もそうだった。
でも知識としてはタシギはジェーーーとシャガレ声です。それがどう
いう訳か重い声に聴こえた。次回も慎重に聴いてみたい。気のせいかも
知れないし、この時季ならではの声を発することがあるのかも知れない。
勿論、標準的なシャガレ声は今でも聴くことはあります。






先日の個体と近い場所なので同一個体、4月3日と思われる。

 2021.04.05

昨日垂れ尾のタシギとそのフアミリーと思われる個体が戻ったので
今日は午後から雨予報なので早めに出かけた。 



草被り水路にクサシギと居た。警戒して顔だけ出す。


暫く待っていると採食し始める。垂れ尾は未だ換羽してない。


下肩羽・左右とも何となく物足りない夏羽です。


側の水路に居るフアミリー。
午前中には二羽とも不在です。移動したのかな⁇
これだけこの場所に執着するのだから繁殖して南下したら
再度この場所に戻ると思えるが無事移動、繁殖を完了してもらいたい
ものですね。秋の渡来がとても楽しみです。
 2021.04.03 四月になり観察が少なくなり書くことも無いかなと思っていた。なんと水路に戻った。
19日が最後だったからあれから二週間も経過したのにどうして戻ったの。
どこまで行ってたの⁇不思議なことがあるものです。





こんな水路に立ち寄る個体は居ないと思うから、この個体も
ひょっとしたら戻ったのかも、それも垂れ尾のタシギと行動が
一緒かも知れない。


水路から飛び立ち田んぼに下りた。これは移動中のタシギだ。


もっと近づいたら伏せた。枯れた藁に変身している。
夏羽ですね。そろそろジシギが本州を通過・北上する
季節です。それを期待しながら田んぼや水路の側を歩く。 
 2021.04.01

草被り水路に立ち寄る移動中の個体。夏羽へ換羽中。

 
帰路反対側から覗いたら休んでいた。移動中の個体はとにかく休み、食べる
のが生活です。体力を回復して再び移動を始める。滞在は1-7日程度。


04.02の午前中には不在です。旅立ったようです。
 2021.03.28 嵐の前に 歩いた。草被りり水路の側でジェー、ジェーーと二声タシギ
の声がした。飛び立つところは見てないが明らかに下段の個体である
と思われる。飛び出しながら鳴いたのか、飛び立って鳴いたのかは
分からないが今季の別れであると感じた。03.29日も歩いたが見つからず。
無事に旅立ったと思う。再会を楽しみにしている。
 2021.03.27 草被り水路を覗いたら何と何と、移動したはずの個体1Wから夏羽へ、
が戻った。しきりに太陽の、位置か高さを気にしている。移動する時季なのに・・・





 
 2021.03.25 越冬する湿地・湿田があるとそこには必ず移動中の個体が立ち寄る。
移動中に上空からそこに仲間が居ると気が付くのは視覚か、聴覚・鳴き声か、
それとも環境で餌の豊富な場所が本能的に解るのでしょうか⁇

今日は散歩中に一羽を見つけた。休んでいる。



既に移動した筈のタシギが何日かぶりかに戻って来た。移動しても
数日後にふらりと戻ることがある。戻ってもそんなに長くは滞在する
ことは無い。この個体も間もなく飛んで行くと思う。
 
 2021.03.22 三月に入り三度目の春の嵐、南・西風と雨。日本海を低気圧が発達しながら
北上した。これに伴い列島は南・西風が吹く。と同時に定着していた。タシギ
タゲリなどの冬鳥は移動し始める。昨日の三度目でタシギはほぼ当地からは
姿を消している。明らかに春の渡りです。同時にツバメやコチドリが渡来した。
キジも鳴き初め、ウグイスは上手に囀る。ヒバリは既にコーラス状態です。
ツグミもどんどん移動している、カシラダカは姿を消しホオジロは枝先で囀る。
ハクセキレイは既に繁殖を始めた。3-4月は冬と夏の混在する季節。
フイールドでタシギを観る機会は極めて少なくなる。しかし、これからGW頃まで
綺麗な夏羽に会いたいと思う。



タシギ。 
 2021.03.20
垂れ尾のタシギのテリトリーには夏羽の個体、隣の水路に定着していた。
が採食していた。垂れ尾のタシギは昨日一日だけの里帰りでした。
隣の水路にも1Wが休んでいた。

時間のある時はジシギのイラスト練習。可愛く描けたら
バードピアのマスコットキャラクターにしたいです。
顔だけで特徴を描ければ・・・





 2021.03.19  


水路には一羽だけ休んでいた。


草被り水路に垂れ尾のタシギが戻った。



11-18日まで何処に行ったのか⁇
次の北帰行はいつか⁇


冬羽の完成形を見せてくれたからもう少し滞在して
完成した夏羽を近くから見せてもらいたいね。
 2021.03.18  


立ち寄りの個体では無くてこの付近に居た個体のようです。


夏羽の個体。
 2021.03.17  


昨日は三羽、今朝は二羽残っていた。




小柄な個体、1Wから換羽中



夏羽の個体。
 2021.03.16 越冬中の個体は何時、どのような条件で北帰行をするのか⁇
第一陣は三月上旬ころに風・南・西からの強風に乗り北上した、
そして第二陣は11-13-14日の強風で旅立った。暴風雨では
飛行条件にはならない、しかし南・西風に乗り北に向かうのは
可能です。暴風雨前に彼らは旅立ったと思われる。 



工事中の水路にて越冬個体です。過眼線に特徴あり。



水路にビジターが三羽立ち寄る。右端の個体は小柄です。





そのⅠ、換羽中です。

そのⅡ。警戒心は強いです。
 2021.03.15  3月13日の暴風雨、春雷、突風でした。14日も晴れて強風でした。

フイールド内の越冬タシギたちは11-13日のうちに飛び立ったようです。
フイールド内には5-6羽のタシギが越冬していたが今日は一羽も
観ることなくフイールドを周りました。今後は北帰行の途中の立ち寄り
個体との遭遇に期待します。


高野伸二野鳥図鑑を参考に鉛筆イラストを描いてます。
これはハリオシギです。

   

タシギです。

肩羽を描き、顔を描いてると時間が経過するのが速いです。
高野伸二氏の野鳥図鑑・小学館・昭和54年発行。をモデルに
勉強してます。バーダーとしての初めの一冊です。
嘴の長さ、顔の大きさ、目の位置と大きさなどひとつひとつが
識別の勉強です。体全体が描けるようになると良いですね。

1.1-12日は休養日です。13日から再開予定です。
 2021.03.10  


垂れ尾のタシギは至近距離に居た。ちょっと離れて直ぐに
フリーズした。何枚か撮りその場を離れる。帰りも同じ所で
のんびりと採食していた。




上の二枚は大水路にて。毎日会えるのであまり近寄らずに
その場を離れる。警戒心は強いです。




覗くと同時に壁面にフリーズ。小柄な個体です。肩羽が
脱落、換羽中です。



同じ個体です。
 2021.03.09  お天気雨の中を歩いたらタシギたちはあまり警戒することは無かった。雨が止んだ
帰り道は垂れ尾のタシギだけが警戒してどんどん遠ざかった。6ケ月ものお付き合
いなのに渡りの季節には警戒心がとても強くなるようです。



お天気雨の中、垂れ尾のタシギフアミリーが集合していた。



フアミリーそのⅠ。



そのⅡ。小柄な個体です。9-10月頃に垂れ尾のタシギと共に
行動していた。どう観たって親子・父子、初めは垂れ尾のタシギ
は♀・母と思っていたが後に♂・父と思えるようになった。
体形からです。嘴は短め、夏羽への変身が早めだった。それに
しても垂れ尾のタシギは旅立つのが遅いです。



水路から飛び立ち耕作田に下りた。濡れた田んぼの土と稲藁の
茎はタシギの羽縁の模様とうり二つです。下りた所が分かっても
なかなか双眼鏡で観つけるのは大変です。ポイントは延長線上
の目印をつけてそこから少しずつ手前にフォーカスすれば簡単よ。
と言われてもこの操作は簡単ではない。眼を慣らすそして根気よく
諦めずに飛び立ち去るまで探しましょう。みっけた。



突然走り出した、そして畦際の所でフリーズ。タシギは動かないことが
観つけられないポイントなのに自ら動くと観つけられてしまう。



昨日のペンペングサの中の個体です。遠いので採食し始めた。
しかし、トラクターが接近して飛び立ち田んぼに下りた。遠いので
探すことはしなかった。今日は5個体観察です。


 2021.03.08  雨の朝になりました。前回は雨後は警戒心が無くてとても良かった。
そこで今朝も同様にレインウエアで出かけました。やはり雨は鳥が近いです。






上の二枚は垂れ尾のタシギのテリトリーに入りました。
垂れ尾のタシギは不在です。移動かそれとも一時か⁇




大水路にて。



旅の途中と思われる個体です。



少し移動した。上と同じです。




東大水路にて、以前にもここに出ています。どこから戻るのか
知りたいです。夏羽です。
 2021.03.07 旅の途中のタシギと付近で越冬しているタシギの区別方法。
普段無意識に歩いている水路から突然にタシギが二羽飛び立つ、そして
その個体は近くの水路に下りることなく遠くに飛び去ってしまう。この
行動は秋の渡りでも同様な傾向にある。一方、近くで越冬・滞在して
いる個体は飛び立っても見える範囲の水路に下りることが多いです。
このような些細な観察からいろいろな事が解るようになります。



大水路にて4日連続同じ場所。




別個体ですが警戒心強くこの後飛び立った。






上の二枚は垂れ尾のタシギの側に居る個体ですがこの二三日不在です。
大水路に移動していた。



垂れ尾だと思うが、違うかもしれない。
タレオのテリトリーです。
 2021.03.06
垂れ尾タシギは遠くでのんびりと採食している。


大水路にて


三日連続同じ所に居ました。夏羽です。

定着する個体はどんどん少なくなりました。移動です。

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