2022年秋の渡り

Golden Snipe Gallinago Aurum キンジシギ 黄金地鴫
Birdopia Gallinavi 2022
by HappyChappy2022.06.21

SETAGAYA BASE COLORE
 
 いよいよ今年も秋のジシギの渡りが始まります。昨年の秋は長雨で当地では少ないと思っていたオオジシギが複数個体観察された。例年は梅雨明けの七月下旬には観察を開始するがその年その年で天候は大きく変わる。当地に立ち寄るジシギの種類も個体数も変動する。二番穂の生えた田んぼで怪しげな個体、⁇ハリオシギではと思えるほど小さな個体でした。警戒心が強くて草陰で採食していたから絶対にタシギでは無いと思った。逃がした獲物は大きい。どんどん妄想が膨らんだが二度と会えることは無かった。新しい個体との遭遇を楽しみに今季もブルースカイフライトを狙ってみる。下旬にタシギの渡りが続いたそして、ついにタシギ祭りが始まった。今季は目標が叶う。2022.09.22記 
   
   
   
   
 2022.09.27
晴れ真夏日
 南田んぼタシギ12羽飛翔、1羽地上、北田んぼ2羽飛翔。



タシギ飛翔、翼下面淡色、次列後縁白帯明瞭


タシギの飛翔、群れはフイールド外に飛び去る。


5メートルほどの所で擬態するタシギ、自信があるのか動ぜず。
なんとなく越冬モードの感じが強いです。
 2022.09.26
快晴
 南田んぼタシギ8羽飛翔、2羽地上。北タシギ2羽飛翔。帰路南タシギ1羽地上。






全てタシギです。


急降下する。
 2022.09.25
快晴の青空
 南田んぼタシギ6羽飛翔、4羽地上。北田んぼタシギ、ゼロ。帰路南田んぼの東を通過、チユウジシギが地鳴き、ギィッ、水平飛行で土手のバックに見失った。毎回南から飛び立つので同一個体かも知れないが証拠は無い。タシギ3地上。青空だがタシギは飛び立ちが少ない。地上の個体は一羽も飛び立つことは無かった。南田んぼは程よく湿地と地上、稲わらなど出ている。北田んぼは満水で田植直後のような感じです。その差が生息数の差になっている。微妙な差ですね。地上の個体は全て採食しているのは居ない、ほぼ休憩状態です。




今日のは全てタシギです。
 2022.09.23
台風15号は温帯低気圧になるが上陸
 南田んぼからタシギ20羽とチユウジシギ1羽飛んだ。北田んぼはタシギ2羽のみ。今日は群れがテイールド外に飛び去る。


チュウジシギのフライト、ギィッと地鳴きが聴こえて飛び立っていた。
翼下面は暗色で次列後縁は目立たない。


今日のタシギの群れです。曇天の空。タシギは見失ってしまう。


タシギ成鳥冬羽、肩羽の大きさなどから。
 2022.09.22
台風15号が接近上陸予報です。
 南の田んぼでタシギ20羽ほど、北はゼロでした。タシギ祭りでした。

飛び立ったタシギは9羽の群れになった。こんな光景はなかなか見られない。
昨日はタシギが旋回していた、急降下を始めた、下の刈田には鳥友が居る。
そこに降りたと思われる。







青空のタシギ。理想の一枚でした。
 2022.09.21  南田んぼたしぎ15羽、チュウジシギ2羽、北田んぼタシギ10羽。その後北は南へ、南は北へ降りることが多かった。


9月17日と同じかと思ったがP脱落の場所が異なっていた。別個体です。チュウジシギ。


周りから10羽ほど飛んだ。かなり近くで観察しているのに飛ばない。


上のチュウジシギと同一個体です。着地点に隠れていた。
フイールド内に着地する個体がどんどん増えている。明らかに越冬への返還点と思う。
 
 2022.09.19
鹿児島上陸、下関再上陸
 台風14号の外側の雲による雨の合間に歩いた。降り始めるとざあーざあ降りになる。南田んぼからタシギ10羽、二羽は地上、チユウジシギが二羽、タシギと同時に飛んだ。ジェーッとギィッが重なり合う。声が分かった、タシギはやや高く飛び、チユウジはほぼ水平飛行だ。タシギもチュウジシギもまだまだ渡りは続くようです。



タシギのフライト。




地上での発見が多くなった。タシギです。 
 2022.09.18台風14号強力で大きい  南田んぼタシギ1羽、北田んぼタシギ5羽、東水路農道チュウジシギ1羽。


タシギのフライト。



タシギですが識別点は写ってない。


タシギのフライト。翼下面が淡色。

 
 2022.09.17  南からタシギ3羽、チユウジシギ1羽飛んだ。北側の田んぼと水路の泥地から5羽タシギ。

風切が換羽しているのに渡りをする。チユウジシギです。



タシギのフライト。


水路の泥地から刈田の湿地で採食するタシギ。


タシギ冬羽、多分第一回目と思う、下列肩羽が小さい。


ホテイアオイの咲く水路の泥地にタシギ。

 
 2022.09.16  タシギ25+、チュウジシギはゼロでした。水路のタシギは水が引いてどんどん近付いたので飛んだ。明日に戻れば越冬が期待できる。タシギはほぼフイールド内に7-80%降りたので移動の距離は短くなったのかも。




タシギのフライト。


タシギ、ここの刈田から15羽+飛んだ、その後も残ったタシギです。
10-20羽程度が飛び立つ、その後でも居残りが居る可能性大。擬態に自信があるのか或いは鈍感なのかは分からない。
 
 2022.09.15  秋らしい涼しいです。タシギ7羽、チュウジシギ1羽でした。水路のタシギはなんとなく越冬モードに感じられます。俺の勘です。


チュウジシギのフライト、ギィッと地鳴き。最近はジシギが空に出るまで待つ余裕があります。
水平撮影では近くない限り背景にAFに合焦点になってしまう。近くならこの限りでは無い。と思います。慣れてきたから80-400に変えようかな。明日から。



水路のタシギ冬羽は越冬モードか⁇
小中雨覆いは換羽中。

タシギたちの食痕です。足跡と差し込み穴の跡。適度な湿り気でないと足跡や穴は残らない。 
 2022.09.14  タシギ10+、チュウジシギ1羽。タシギは刈田の湿地から飛び立つ、数羽から単独、殆どはフイールド外に飛び去る。チユウジシギは真ん中の農道から飛び立つ。ギィッと地鳴き。タシギの声が何度も聴こえた。



タシギですが識別点は写ってないです。このようにタシギの写す角度で識別点が分からないことが多いです。
側面でも翼が水平ではそのようになる。
 
 2022.09.13  タシギ15、チュウジ3。チュウジシギは長距離移動後のように休憩モードに感じられた。


タシギの群れ、今季はよく観られる。




まさかの二個体が居たとは思わなかった。チュウジシギ冬羽。


お尋ね者のタシギでした。 
 2022.09.12  タシギ5、チュウジシギ1でピークは続かない。渡りは急ぐ。好天気です。



前ピンですがタシギでした。 
 2022.09.11  昨日はチュウジシギとタシギがピークでした。タシギ15±、チュウジシギは5+



チュウジシギのフライト。


場所を変えたら見失った、擬態の天才です。タシギ。 
 2022.09.10  昨日からチュウジシギのピークの様です。昨日は8個体、一部重複あり。今日はタシギ1、チュウジシギ11個体です。


チュウジシギのフライト、群れの飛翔は珍しいです。宝物。


刈田に伏せていた、タシギと思って観察していた。飛んだらチュウジシギでした。




チュウジシギですが雨覆いは見えないので年齢は不詳です。 
 2022.09.09  小雨の降るなか田んぼを歩いた。南側の田んぼの畔から1-2羽が飛び立つ、殆どがフイールド外に飛び去るが、一部は戻ったように感じる。6-8個体で一部重複あり。雨が降りコンバインは一台も稼動せず、刈田は適度な水溜まりがありタシギには最適条件が揃った。明日からの天候に期待する。以下は推定チュウジシギです。





小さなピークでしょうか、もう一度はあると思います。これまでは全て飛んでからの確認です。地上での観察がしたいです。 
 2022.09.07  曇りの予報だが途中で30分間雨が降った。コンバインは一台も動いてない。タシギの声・地鳴きが聴こえたが姿は未確認です。この蒸し暑さは今日までのようです。風向きが変ればタシギやチュウジシギがそろそろピークがある筈です。ピークとは群れが複数観られること。地上での姿を観るチャンスは大きくなります。二番穂が低いか未だ生えないので良く見えます。 
 2022.09.06  昨日の場所から始めた、南は見つからず、北へ歩くコンバインが動いてるから居ないと決めて歩いたら、不意にコンバイン側からギィッ、又はジィッと一声、飛んだが初めは分からず、かなり飛んでから南へ飛ぶ、シャッター押すがゴミのようにブレたピンボケでした。降りた場所は昨日の第一発見場所、ということは昨日と同一個体が疑わしい。除草した畔にジシギが伏せて居た。瞬間に稲田の中に走った。この間0.1秒有るか無いか。久しぶりの瞬間移動です。その後5分ほど待ったが出てくることは無かった。
 
 2022.09.05  午前は曇り午後から晴れ、いつものように歩き始めた。南三本目農道草地から無音で一羽飛んだ。江戸川上空旋回、北へ南へとそして真っすぐこちらに飛んで来た。⁇⁇飛んだ隣の農道30-40メートル程度に着地した。ゆっくり近づいて観た、見つからず田んぼの中らしい。飛び立った農道に戻ると①ジィッ一鳴きチュウジシギの声です。そして隣の農道に降りた、見つからず。南側を観終えてから先ほどの二個体の場所に行く、一羽が②ジィッと飛び立つ、北側に着地。近付いたら③ジイッと一声、江戸川土手のバックに消えた。北を観て戻るとまたしても④ジィッと鳴いて飛んだ。最後に初めの場所くいくが見つからず。最後は刈田から⑤ジィッと飛び立つ。フイールドから飛び去る事無く近くに降りる。多分明日の楽しみです。この時季は地上で発見する事よりも飛んで分かるのが多い、つまり空中戦だからD500デジイチが良さそう。明日はそうする。飛びものチャレンジ、複数個体が刈田で観られるならコンデジにする。コーワから新しいプロミナー99が発売されている。どこまで光景が大きくなるのだろう。ズームの倍率も60倍から70倍とアップしている。ライバルはスワロフスキーか⁇。スマスコアダプターが欲しいと思う。使わないけれどなんとなく欲しいです。旧製品用にアイフォン12用を調べてみる。同じ個体5回も鳴いて飛んだ。珍しい。 
 2022.09.04  フイールドを歩いていたらオオタカが低く飛んで行く。週一で観るチャンスがある。時々羽毛がある。食痕。オオタカのものと思える。今日は駄目だなと思いながら歩いた。遠くにジシギが飛んでいた。

非タシギです。嘴がが短い、翼下面は暗色、次列後縁は白くない。 
 2022.09.03  台風11号は小笠原で発生して沖縄から台湾東まで南下して強力かつ大きな台風になる、そしてこれから北上を始める。東シナ海を北上して朝鮮半島をかすめて北上する。日本列島は秋雨前線で各地で大雨が続いた。台風通過後にジシギは渡り始めるのだろうと思っていた。
刈田がどんどん増えた、その一枚からタシギが飛んだ。今季の初認です。東へ飛んで南に消えた。曇天の空で3-5分間追跡した。刈田を注意して歩いたら北側農道からジシギ、推定チュウジシギが無声で飛んだ、翼上面が綺麗に見えた。江戸川上空から北へ消えた。


この田んぼからタシギが飛んだ。いよいよタシギの開幕です。嬉しい。


 
 2022.08.26  
三日前からコンバインが始まる。昨日のジシギは今日は見つからず、秋の渡りは忙しい。キジバトが落ち穂を食べていた。二番穂か伸び始めた。
 
 2022.08.25  昨日から北東の風が吹き始めた。夏から秋への変化です。この風はジシギが渡りくる風です。と思いながらフイールドを歩いた。ポイントにしている一番奥からジシギが飛んだ。少し飛んでジッと小声、更に飛びながらジッと聴こえた。チュウジ風だが遠すぎて不明です。降りた場所は100メートル程離れた場所です。そこに向かう途中で一羽が飛んでいた。さっき歩いた除草されている農道です、これはと思いながら探しても見つからない。多分水田の中に潜り込んだと思われる。明日に期待する。三週間ぶりのご対面です。普通はこんなような出会いです。遠くで飛ばれてしまう。その後を追う、見つかることも、そうでない事もある。今日はそうでない事になった。コンバインが始まりました。これからが本番です。 
 2022.08.13お盆  最後の猛暑日が続いた、台風8号は夏から秋へと天気を変えてくれた。猛暑日は数えるほどになりました。秋雨前線が停滞すると雨が降る、やっと秋らしい本当の季節が来ます。



こんな曇天はジシギ日和です。コンバインも間もなく始まります。オオジシギはだんだん少なくなりチュウジシギが渡来する時季が近いです。オオジシギ幼鳥二個体でも観られたから納得です。まだまだチャンスは有ります。機材を点検して準備しましょう。
 
 2022.08.06(土)  雨の翌日は期待度が高いが昨日は空振りでした、今日も期待は少ない。いつもの通りに歩いた。半分ほどで真ん中の砂利道・農道にでた、そこには自転車とおじいちゃんが橋げたに腰かけていた。向こうからおじいちゃんが来たのだからジシギは居ない、と直感した。しかし自転車の手前410メートルほど手前の草地からジィッと一声で飛んだ、双眼鏡で追う、水路側の畔らしい、直接向かうことなく他を周ってから近づいた、程ほどの距離だが気が付いている。座ったまま動かない、印象はチュウジシギ的、ところがPC開いたらやはりオオジシギの幼鳥で肩羽は冬羽に換羽していた。声はチュウジシギ的なジィッと単音、濁音です、これは幼鳥だからと思える。あのガッという大きな地鳴きは最近は聴いてないよう。です。一旦その場を離れた。そして再度慎重に近づいたらより近くにフリーズしている。上半身が見えていた。飛んだ地鳴きも同じ、そして除草されている畔に降りたが完全に警戒して伏せている。そして再度飛び立つ、農家の畑地の草地に降りた、今日はここまで。
以下同一個体です。

オオジシギ幼鳥で肩羽は第一回目冬羽に換羽している。



近くでフリーズ。近すぎても良く無いです。


一番見易い除草された畔ですが警戒して伏せている。
肩羽が濃いのでフイールドではチュウジシギ的印象でしたがPCではっきり分かりました。
 
 2022.07.31(日)  昨日の反省点を修正、連写モードでポイントではカメラを手持ちして探した。これで少ないチャンスを活かせるかも。昨日の最後の場所からチェック始めた。見つからず、そして昨日の第一発見場所にはゆっくりと近づいた、居ない。最後の農道に゜でた、うん・・・・何だ居る。即撮るがジシギは既に動き始めた、観ながら幼鳥と確信した。場所的には昨日と同一と思う。昨日は下半身が見えなかったから成鳥と思ったが、大ハズレです。どう見てもオオジシギの幼鳥です。今日は地鳴きの発見がありました。昨日はジイッとチュウジシギ的声だと観察した。しかし、今日は至近距離でハッキりとガッ・ジイッと連続的な声でどうしてもガッは小さく、そして後半のジイっはハッキリと耳に残るのでした。つまりガッは聴こえにくいと判明したのです。
俺の耳でも聴こえたのですから殆どの方はそのように聴こえると思います。但し、かなりの至近距離でなければガッは聴こえないと思います。チュウジ的ジィツという謎が解けました。
今日は飛んで水路側の畔に降りた、途中近づく前に飛び立ち少し離れた水路の畔に降りた。
側に近づくと畦際から稲田に隠れるのが観られた。一度離れてもう一度観たが戻らず。結構警戒心は強い個体です。ワンチャンスでしたが20枚ほどのチャンスです。








奥に写っているのはヒバリです。オオジシギ幼鳥、幼羽です。場所的にも昨日と同一個体と思う。 
 2022.07.30(土)  この一月間はほぼ空振り見送り三振が続きました。それでもめげないで毎日毎日、同じことを続けています。高齢者の皆さんは猛暑日の歩きはとても危険ですから控えてください。俺は対策をしっかりして、首にはクールタオルを濡らして巻く、濡れたハンカチをポケットに入れて汗をふき取る、ポットは氷水、1000歩毎に給水する。日傘は必需品、体調が悪かったら行かない。などなどを徹底している。今日も定例です。準絶滅危惧種はなかなか簡単には現れないのです。とても貴重な鳥になってしまいましたね。これから何回出会えるかは分かりませんがチャンスが有ればいろいろ観たいです。


どう見てもオオジシギ的顔ですが確証は無いです。



三度目の飛び立ちは休耕田の草地、5メートル程から飛んだ。地鳴きはジッ、ギィッなど小声でした。チュウジ的地鳴きでしたが飛び方、低空遅いなどオオジシギそのものでした。 
 2022.07.18-28  雷雨により田んぼの環境が最高ですがオオジシギは渡来せず。 
2022.07.6-07.17  早い梅雨明けから戻り梅雨で田んぼの環境は最高です。水路は満水、農道はどこも湿っている。しかし、オオジシギは一羽も渡来せず。ただただ待ち、あるのみ。 
 2022.07.05(火)  昨日と同様に田んぼの農道の下見です。更に乾燥している。夕方前から雨の予報です。 
 2022.07.04  猛暑日が8日間続いた、その間は田んぼには行けない。やっと昨夜から雨になり猛暑は平年並みになり田んぼに行った。農道はからからかちかちに乾燥している。それでも昨夜の雨で畔は草が適度に湿り気がありオオジシギも立ち寄り可能な状態になっていた。

良い感じの農道です。間もなくオオジシギが渡来予定です。昨季は7月中旬でした。
 
   
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