黄 金 地 鴫 随 筆 集 そのⅡ
きんじしぎ
Golden Snipe Gallinago Aurum

2022.08.23処暑Birdopia2022
20230512間もなく小満スズメ巣立つ


バードウォッチングを通じてジシギ・タシギの観察から得られた情報を簡単にまとめてみました。アイデアが浮かんでまとまり次第物語風にしてみたいと思います。暇があるとスマフォのメモ帳でいろいろと書いてます。

 

93、小満 

全てのものは活き活きとなる季節です。

第十話/二十四節気521

GWから始まった田植えは順調に進んでいる。この時季にはシギやチドリが渡来するが長逗留する事は無い。繁殖地に急ぐ、何等かの理由で繁殖に関わらない個体が相当数いる。若い、相手に恵まれない、繁殖期に間に合わない等あるのだろうか。オオジシギは雄は子育てをしないから、繁殖期が終わると早々にその場所を移動するのだろうか。オオジシギプロジェクトで渡りの連絡ルートや時間が明確になった。驚くべき情報が沢山ある。人の知恵では想像さえできないような事を簡単にやってしまう。今、オーストラリアでは森林火災や干魃で生息地が激減したと言われている。個体数の減少は回復するのは簡単では無い。22年秋から23年春までのタシギの記録をまとめている。成鳥夏羽の画像を探すのに手間取っている。夏羽は多数あるが、これは成鳥だというのが少ない。成鳥冬羽は多数見つかるのに、不思議な事が起きた。以下推定してみたい。厳寒の頃には成鳥冬羽が観られる、いろいろな換羽状態の個体が居る、3月は春の移動の始まり。成鳥は真っ先に繁殖地を目指す、4月にはタシギの繁殖季節の始まり、越冬地にうろうろしているのは未熟な若者たち、4月末には明らかに夏羽だが、成鳥の確証の無い個体ばかり、かなり綺麗な個体だが成鳥とするには明らかに違う。謎はやはり謎。一つの例として、エリマキシギは繁殖、非繁殖羽が明確である。列島を通過する個体は一部換羽が始まる、しかし殆どが渡去してしまう。何年かにあるか無いかの繁殖羽のエリマキシギが見られる事がある。タシギ成鳥冬羽から夏羽に換羽し始めると同時に、いの一番に北に行く。若い個体、第一回目冬羽から夏羽に変わった個体はゆっくりと渡る。これが今の答えになる。もし、成鳥が4月下旬迄残れば明らかに綺麗な夏羽になっていると考えられる。過去の画像を何度も繰り返してみたが、沖縄本島他離島遠征の時季はおおよそ3月から4月末迄だからGW前には帰宅か或いは過ぎてからという計画である。GW中は現地は人出が多くイベントが多い、ゆっくり観察しているのは不可能です。年によっては梅雨入りするから利点は少なく、結局のところGW前の帰宅がベストである。タシギはほぼ移動してしまい、残る個体は人が立ち入らない場所で遠くて観察不適である。南の地域ほど冬羽のまま渡りを始めてしまう。春の旅は意外にも早く移動してしあっという間に北上していく。最後に観るのは決まってハリオシギの事が多く、これでレンズを収める、そして港へ向かうことになる。機材は収納する事無くレンズキャップをするくらいでカメラは外す事無くフェリーに乗る。帰宅後に清掃と点検をする。遠征中にはカメラを外す事無く、600ミリ専用にD500300ミリ専用D7200、コンデジP310、等が主な撮影機材。観察用機材はプロミナーTSN8830倍ワイドか2060枚ズーム、デジスコ用V3デジスコアダプターセット、Dell17パソコンセット、1Tbハードディスク2等。名護市のカメラのチェーン店は消耗品等が買える。ツミの子育ては順調のようです。蝉のコーラスが桜並木に聞こえる頃には巣立ちから独立に向かう頃、蝉を狩、小鳥を狩る事を習得すると並木から消えてしまう。愛用している双眼鏡はスワロスキーを夫婦で使用している。長年愛用したツァイス830から1032スワロスキー、10年前から。新しく1032スワロスキーが5年前に追加。旧製品を落下によりピントリング不具合で修理済み、今回新しいのをカバー張り替えた、オーストリアの工場での修理メンテナンス、2.5ヶ月、無料。ピカピカ新品同様です。円安なので手が出ない程高額ですが、生涯保証です。
 

94.芒種 第十一話/二十四節気66

 

芒、のぎ、米や麦などの芒のある種を蒔く季節。既に田植えから一月ほど経過した、最後の田植えが終わる頃。早苗は青々と成長しているが、水面が見え難くなる迄にはもう暫くかかりそう。生まれたカルガモは上手に稲に隠れて見えない。周りにはヘルパーらしきカモたちが居て見張りをしている、近づくとゲェゲェと鳴き交わし警戒する。注意を引きつけて雛カモ達は遠ざかる。春の渡りも終盤になる。思いがけない夏羽のシギチが現れたりするから要注意。この23日ハクセキレイが餌を咥えて電線に止まっている、巣立ち雛が庭か駐車場にいるようだ。ムクドリも忙しく餌を運んでいる。農道を歩き始めたらカルガモが休んでいた。こちらに来ないで、と聞こえたから引き返した。別の農道を歩いたらタシギがふわりと飛んだ、前方の畦の裏に降りた。見えない、10歩ずつ前進、頭が見えた、背中が見えた、更に通り過ぎて見た、北風になびく早苗に見え隠れするタシギ、1時その場を離れて観察する、ボビングしながら採食を始めた、旅の途中だから腹ぺこなんだろう、畦を超えて隣りの田圃に移動した。畦を乗り越える時には背面がしっかり見えた。驚く程の美しい夏羽だ。夏羽の終認の記録更新だ。これ以上は追わないのがフィールドマナー。最近は鳥の心がちょっとだけ分かる様になったと他人から言われるのは嬉しい。無事に目的地迄到着するのを願うばかりです。小学校の運動会が盛大に開催されていた、やっと普通になりつつある。ハクセキレイ、ツバメが巣立つ。カワラヒワが巣立ち電線に止まる。最近のツミは雄は巣の近くで見張り監視をしている。カラス、オナガ、キジバトなどかわ巣の側に近づくと追い払う、獲物は調理済みを持って来て少しだけ食べて雌を呼ぶ、雌は受け取り側で食べる、雄は瞬間巣に入るが直ぐに交替する。何も無い時は眠そうにする仕草が見られる。グミの実が真っ赤に熟したら3日と経たず食べ尽くされた。ソメイヨシノの桜桃は真っ黒に熟した、木により実の付き方が異なる、一本の木は鈴なりに実り熟したら、あっという間に食べ尽くされた。この時季は木の実は少ないからご馳走になる。曇天は河川敷でホトトギス、水路の葦原でヒクイナが鳴く。今はトウネズミモチの花が満開。庭木の花木は花が少ない、紫陽花かわ色づき始めた。夏の花百合がちらほら咲き始めた。午後から台風2号が南海を東に進んだ、停滞前線を刺激して線状降水帯が、各地に発生した、東海地区に避難命令が発出された。ツミ雄は獲物を調理済みで雌を呼ぶ、側に来るが、受け取らず巣に戻る、雄は獲物を枝に残して、羽繕いを始めた。雛が生まれたのか、行動が変わった。

 

夏至第12話/24節気0621水曜日

24節気の半分まで進んだが、こんなに早く感じるのは久しぶりの事。今年の目標だから半端にする事無く淡々と粛々と進めたい。夏は鳥ネタが少ないが、花な昆虫など気がついたら書き続ける。この時季はトウネズミモチの花、タイサンボクの花が咲く。春の花が一段落してアジサイが色づき始めた。ニュースは公園の花菖蒲園が見頃だと報じている。カルガモの引越しは年中行事のように特集される。カルガモの雛は万国共通なのかも知れない。6月上旬になり、田舎の実家ではさなぶりという、行事をやったとはなしていた。春の農作業を終えたから神様を送り出す行事でお世話になった人々と飲食を伴うのだという。そう言えば昔々は近所の農家と結という農作業の貸し借りがあった。互いに忙しい時季に労働を提供し合う。近所の人々が手伝い合う。なんと素敵な風習だろうか。現在では対価は全てが金銭的になっている。良い悪いでは無く労働力で補うのが素晴らしい。今季は平年波に梅雨入りしてクチナシが咲き始めた、夏の香木の代表です。部屋の中はユリの花等が満開になっている。ツミは団地の屋上で見張っている。行動が少しずつ変わり雛が成長しているのが分かる。夏至を過ぎる頃には巣が狭くなり一番子は枝移り始める。落下しない事を祈るばかりである。我が家の豊後梅は梅ジュースに加工する。スーパーには赤紫蘇が売られている、紫蘇ジュースは我が家の年中行事だ。夏野菜は今季は豊作で美味しいし安いから庶民には助かる。雨の日は紫陽花が元気でギボウシも咲き始めた。オオヨシキリはねむの花の木で囀りをしていた。なかなか姿は見せないが時には見える事がある。団地の芝地にはネジバナが咲き始めた、ヤマモモは昨年豊作だった木は今年は全く実をつけない。ツユクサが畦に咲き始めた。梅雨空は雨雲が通過してシャワーを浴びたようにびしょ濡れになった。寒くは無い。ナンゴクネジバナは伊豆諸島以南に自生する別種だから沖縄で見たのはそれかもしれない。梅雨の真っ只中、農家の屋敷林内の梅の実は完熟して落下してしまう。毎年勿体無いと思うが他人の物だからね。SDGsなら拾い集めてジャムにして配りたいですね。陸奥は佐藤錦のシーズンだ、山形県の寒河江はサクランボ祭りで忙しいと思う。旅しながらパックに詰まったサクランボを好きなだけ頬張り食べたのを思い出す。みちのく温泉とコケシ旅は今でも思い出す。蕪島のウミネコ繁殖地はものすごい数が繁殖していた、青森県の有名な湿地、仏沼ではオオセッカが囀り飛翔をしていた。他にもいろいろ繁殖していた。河川にはカンムリカイツブリが夏羽だった。
 

100  13話/二十四節気 小暑 77

これから暑さに向かう入り口になる。梅雨には入ったが関東は雨は少ない、中休みで水路も田圃も乾いた。ツミの雛は未だ綿毛だが大きくなら母親は巣から離れて見守る。父親は餌に忙しく団地の屋上で見張りをする。両親が共に監視を怠らない。水路からぴよぴよと聞こえた、覗いたら雛7羽を連れたカルガモが居た。2年ぶりの雛連れカルガモ。夏至の翌日には幼鳥が庭木に止まり、周囲でオナガが声を出す、幼鳥は威嚇の嘴を開けて睨んでいた。慌て下りてしまったらしい。母親は巣の側で餌を与えるから幼鳥は巣に戻れる。もっと大きくなると巣から離れて餌を与える。幼鳥は巣に戻る事は少なくなり、いずれ巣立ちする。真夏のセミが餌になる。セミが鳴かなくなる頃には独り立ちする。その前に両親が十分な餌を獲れないで幼鳥が落鳥したのを見たが、その年は雄が若くて十分な餌を運ばなかった事が理由だ。繁殖は両親共に健康で子育てに専念してはじめて成功する。雄の役割と雌の役割が共に共同してこそ成り立つ。新しい命が繋がるのは簡単なようで難しい事もある。特に高位捕食者の繁殖は簡単ではない。我が家のブルーベリーはヒヨドリが偵察に来て熟し具合を見ている。そろそろ防御の網が必要になる。道端にキツネのカミソリが咲き始めた。ツミ家族4羽、残る1羽、未だ飛び回る程では無い、両親が屋上で見守る。アオモンイトトンボが水路に居た。オオシオカラトンボは縄張を守る。空梅雨の感じ。ツミ団子を探してみた、幼鳥は4羽巣立ち、未だ巣に戻るのが多い、側には母親が見守る。未だ二日目。コフキトンボ、キトンボ、アオモンイトトンボ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボが見られた。コシアキトンボは未だ見られず。今日はツミ四兄弟が居た。側には母親が警戒する。一瞬、並んだ、ツミ団子の完成だ。母親は直ぐに子供たちを巣に呼び戻す。巣立ち四日目だから団子になる事は1週間迄。今は体格に少しの差がある。12週間後は差が縮まり分からなくなる。セミが合唱を始める頃には自分で捕食し始める。ムクドリやスズメを追うが未だ練習段階だ。親が餌を与えている間に狩を覚えないと生きられない。全員が大きくなって欲しいが自然は甘くは無い。水路ではオオシオカラトンボは直ぐに分かるようになった。キトンボも普通に飛び交う。ツミは母親がとても警戒心が強く警戒音を発して幼鳥は飛ぶことなくフリーズする。父親は餌を運ぶ、雌を呼ぶが答えず警戒する。父親から直接に餌を貰う事は無い。母親を経由して与える。幼鳥は母親の指示通り行動し、母親は子供の世話、父親は餌と母親を見守る。それぞれの分業が確立している。巣立ち5日目、一番子は木立を飛び回る、末っ子は未だ木止まり、母親は直ぐに攻撃してくるから早々に撤退。流れが止まる水路にコシアキトンボが居た。鋪道を横切るアオダイショウは久しぶり、ツミとは和平協定を結ぶ、幼鳥の真下に入らない。遠くから見る、ツミもこちらを見ていた。幼鳥は時々飛んで場所を変えて止まる。半夏生が過ぎた。間も無く小暑。カルの6ピヨたちが居た。大きくなっている。ツミは3羽、側に母親は警戒。やはり関東は空梅雨になっている。空梅雨は紫陽花が乾いて可哀想に見える、ツミ母親は警戒を続けるが幼鳥は見えない。段々巣から離れる。小さな水路に別のカル親子が居た。7羽。今年は当たり年。
 

第十四話 大暑 723日 二十四節気

空梅雨になった関東だが、ようやく梅雨明け宣言だ。本格的夏の到来で市民プールもオープンした。子供たちの甲高い声が響いてる。小学校は夏休みを利用して電気設備の大幅にリニューアル。作業員の声は聞きなれない、技能実習生のようだ。中国語では無い、東南アジア系と思う。団地のリフォームも休憩所では同様である。以前は3Kと言われる汚れ仕事は中国が多かったが今はすっかり変わってしまった。農業や漁業なども同様だ。日本の少子高齢化だから社会を上手く動かせるシステムを構築して貰いたい。今の時季は昆虫、トンボが主体だから稲刈りが始まるまではオオジシギ探しに注力する。関東には既にオオジシギが渡来している。暑い日中は水の有る湿地で暑さを凌いで採食している。最速は710日頃である。雄か繁殖しない若い雌が来るのかチェックしてみる?団地内の大木の間を飛ぶのはクロアゲハだ。カラスアゲハなら緑緑の光沢が目立つから。桜並木は蝉のコーラスが聞こえる。農道には換羽した羽毛が落ちている。カラス、キジバト、オナガ、シラサギ等が見つかる。7月から収穫を始めたブルーベリーはいよいよ終盤になった。巨峰は黄金虫が実をたべている。未だ未熟だが、食べられて無い実を口に頬張った、皮は硬いが実は甘酸っぱく食べられた。来季は食べられる前に紙袋を被せてみる。ブルーベリーはヒヨドリの大好物だから今年はナイロンネットを被せたらヒヨドリは全く食べる事は無かった。農家の畑にもいろいろなネットが掛けてある。ネットが無ければ1日で食べ尽くされてしまう。ビワやグミを観ていると分かり易い。カラス、ムクドリ、ヒヨドリ、オナガ等がよく食べる。ハクビシンやタヌキ、イタチ等も果実を食べるのが分かる。

 

追加・第十三話 大暑/二十四節気 7.23

本格的な真夏日の東莱です。今は猛暑日が極当たり前に続くようになった。平年の梅雨明けは20日頃、学校が夏休みになる。市民プールからは子供たちの声が響いてくる。夏の暑い日が続く。桜並木は蝉のコーラスが始まる。巣立ちしたツミは蝉を追いかけて捕食し始める。小鳥を追うが逃げられるのが普通の事。待ち伏せや場所を選ぶと成功する。学習する事から生き延びる個体か、否かが決まる。両親が離れたら自立迄時間は少ないが、頑張れ幼鳥。とある民家の玄関口に春先にツバメは営巣した。雌は抱卵を始めた、雄は近くの電線で待機する。いつも抱卵している雌が居なくなった。雄は電線に止まる。1週間後には見られなくなった。つい最近、その民家の側にカップルが居た。雄は盛んにディスプレイする。雌は付いて行く。しかし翌日には見られない。雌はこれからの子育てはかなり負担が大きいから合意には至らなかったようだ。カップリングしてもどちらかが不幸にして事故等により繁殖が失敗する。適切な時季に運に恵まれたカップルは上手に子育てする。ツミは巣立ち2週間が過ぎた。時々、母親は警戒の声を発するが姿は見せない。雄も殆ど見えない。餌は十分に確保しているようだ。幼鳥それぞれの体力に合わせて飛び回る。付かず離れず4羽が見える。ところが、鳴いているのは幼鳥で、母親との区別はできなかった。これで母親が姿が見えない理由が分かった。幼鳥たちは餌の要求をしているのだろうか。カルガモ親子も三面コンクリート水路から田圃に移動するには雛たちが水を堰き止めている段差を乗り越える体力がつくまでもう暫くは水路暮らしになる。早く安全な田圃に移動できるように願うばかりです。水路側の芙蓉の花が咲き始めた、濃い赤紫と薄い紫色の二株。水路にはカルガモ親子2ペアが居る。ツミは末っ子だけ残り他は見えない。ツミ幼鳥3羽は追いかけっこしている。セミが鳴き始めたから捕食した。独り立ちの始まり、母親は未だ居る。オオシオカラトンボ、コシアキトンボ、キトンボ等。梅雨明け前から熱中症警戒アラートが三連続で出された。不要な外出をしない、無理な運動をしない。いろいろ制限がある。久しぶりに農道を歩いたら、乾燥しているからオオジシギは農道では採食不可、多分水田中の畦側に居るから見つけるのは困難。雨後の農道が楽しみになる。越谷市は今日は全国一の気温を記録した。梅雨明け宣言はしてない。猛暑日最終日に雷雨が来た。久しぶりのシャワーです。庭木の喜ぶのが聴こえる。ツミ幼鳥は昨日から不在だからそれぞれの道に旅立ちをしたようだ。東風が吹いた日はアラートが解除された。児童たちは夏休み、久しぶりに田圃を歩いたらカルガモ親子2ペアに出会った。ツミ幼鳥は見えなくなり1週間経過した

 

第十五話 立秋88日 二十四節気 

梅雨明け宣言前から田圃は乾燥していた。歩いたら既に出穂が始まっていた。いつもは8月に入ると目立ち始めるが今年は異常な程早く感じた。やはり温暖化なのだろうか。既に関東平野利根川周辺の田圃にはオオジシギ成鳥が南下を始めた。当地は8月になったら成鳥が見られる様になる。空梅雨で乾燥化が進んでいるから雨後には観られるかもしれない。先ず初めに来るのは例年、イソシギかクサシギであり、共に幼鳥の個体が多い。昨日、トラクターの後ろで採食していたアマサギは今日は農道でオオタカに捕食されていた。カルガモ親子は雛が中雛ほどに成長していた。猛暑日が1週間以上も続く予報。こんなに災害的気温だから木影散歩以外は危険だ。一応万全な対策を講じている。高齢の方々の散歩を見ると、女性は日傘を利用するが、男性はキャップやハットで短パンTシャッツだからとても危険度が高い。早朝、日没後などならまだ楽だが日中は止めた方が良い。ミンミンのコーラスにジーー、そしてツクツクが初鳴きを聴いた。猛暑日は既に過去と並んだから残り6日も有るし、8月もまだ猛暑日が続くから新記録更新は間違い無い。今季は新たにアイスノンを首に巻いている。自分用にカスタマイズして対応している。2時間、冷たく感じるように考えてる。アイスノンベストも検討したが、涼しければ良いものでは無い?夏は適度に汗を出して自律神経を正常に動かす。冷やすのは頭と首元だけ。ハンドタオルも濡らした方がベスト。フォトブックも一段落した。次作は読む図鑑が良いが長編になる。244872p程度。

やはり、今年の暑さは半端じゃ無い、猛暑日が連続して、過去記録更新。いつまで続くかはわからない。やはり偏西風の蛇行とエルニーニョだ。暖かい湿度の高い空気が列島に流れ込む、高気圧は二重になって暑さが倍増した。兎に角今季は要注意の夏です。27日から30日まで里帰りでお線香をあげてくる。四倉の大川魚店の新鮮な刺身他を仕入れる。ホッキ貝とドンコ生を仕入れた。湯通しと煮付けで調理する。兄貴の家にお線香をあげた、真竹のタケノコががんたらの田植え以来だから60年降りの味だ。本宮町に住んでいる。明日はがんたらに午後に遊びに来る。鮎を持って来るから塩焼きが食べたい。カボチャの話しをする。早朝にケリが鳴きながら田圃の上空を旋回、トビ幼鳥が親を追う、ぴーぃーと繰り返す。モズ高鳴く声が聞こえる。夕食は尺鮎塩焼き、カツオ腹巣油揚げ醤油漬けは絶品なり。富山県で鮎友釣りをして頂いた巨大な鮎は塩焼きで食べた。絶品なり。さしす梅を20キロも持って来た、その一部をお土産で持ち帰る。汁はドレッシング、果実は刻みサラダと食べる。真竹のタケノコの煮付けは昔を蘇らせた。田植え時季の保存食はカツオの切身を油や揚げて醤油漬け、その腹身を同調理したら、玉ネギと併せて頂く。その季節の食材は最高です。さしす梅は液も果実も共に食べたが健康食品のようだ。サラダとお浸しにかけて食べる。久しぶり早朝に雨が降った。その後曇り空だから田圃を歩いた。全コース歩いたがオオジシギは見られず。大きくなったカル二組に出会った。午後は雷雨が断続的につづいたから畦や農道は湿り気が増したと思う。猛暑日が続くから田圃には行かない。今季は特別だから。偏西風が蛇行して暖気が流れ込み、太平洋高気圧は二重に重なり猛暑日が続く。昨日は雷雨があったから田圃を歩いたが、農道はからからに乾燥していた。オオジシギは立ち寄れない。猛暑日が続くからインドアでイラストを楽しんでいる。桜並木のミンミンはコーラスが聞こえない。暑すぎてセミも鳴く事ができない。植え込みは葉が枯れている。庭はいくら散水しても直ぐに萎れてしまう。地植えは流石に強いが油断はできない。台風6号は迷走して朝鮮半島に向かう。7号は小笠原諸島を北上している。今度はお盆頃に列島に接近する。関東の干魃は解消されるだろうか。猛暑日が消えてから田圃を歩きたい。

 

第十六話 処暑 二十四節気 823

お盆前に台風67号が近づいた。関東はまばらな雨が降った。当地は干魃であり。連日の熱中症アラートが防災無線から流れる。お盆前に御先祖様の墓参りを済ませた。コロナ後の自粛も解除して4年ぶりの里帰りを済ませた。懐かしい味にも出会えたし、幼馴染の近所のガキ大将の子分達との昔話は盛り上がった。真竹のタケノコの煮付け、鮎塩焼き、カツオハラス揚げ浸しなど、メジロ捕り、鮎釣り、ウナギやナマズ釣り、潜水での魚突き等忘れてしまったが、後輩たちは俺からいろいろ学んだと話した。そんな昭和時代の若者達も定年して、益々我が道を遊びつくしている。田舎の幼馴染は今でも兄弟のようなお付き合いが続いている。この季節は日本全国の一級河川に鮎釣りに出かける。その成果が塩焼である。渓流から猟までいろいろなアウトドアを満喫している。10年前はハイエースで旅していたから羨ましがられていたが今は彼らが羨ましい。立秋が過ぎて台風6号の外側の雲が関東にも来た。久しぶりの土砂降りだ。午後は何度もシャワーが来た。これで環境が変わるだろうか。猛暑日が既に17日の記録に並んだ、後何日の我慢が続くのだろうか。今年のお盆は台風7号が東海地方に上陸が予報される。各地のイベントはキャンセルがかなり増加している。台風7号の外側雨雲の影響で雨になった。しかしこれまでの干魃で農道はちょっと湿っただけ、こんな環境ではオオジシギは来るはずも無い。しかし居ないのも情報である。昨日のグリーンランドのセイウチ取材のBSNHKは面白かった。99.9%は待ち時間である。自然観察はそのようなものだ、と納得するのはつい最近の事だ。若い時季にはそんな事は考えない。未だまだ猛暑日はあるから防災無線をよく聴いて対策をしっかり立てて歩きます。水路にホシゴイが居た。秋には例年見られる。67号の台風で農道は完全に湿地になった。環境は改善したがオオジシギは見られない。オーストラリアの干魃と森林火災の影響だろうか。ところで、今季は何故猛暑日が続くのか。理由はこれまではラニーニャでフィリピン東部が暖かい、そしてペルー沖もエルニーニョで暖かくなっている。赤道が全て暖かいのが未だ続いてるから。台風が発生し易く、暖かい水蒸気が日本列島に大量に送り込まれるから大雨になる。暑い日が続く。フィールドに変化が現れた。携帯アンテナにはオオタカ、水路にはクサシギ。共に冬の観察対象になる。翌日は休耕田にシラサギの羽毛が散乱していた。オオタカが捕食したのだろう。カルガモは稲田に隠れているがサギたちは隠れる場所が無い。上空から丸見えだ。猛暑日は20日間の記録更新中。カルガモ親子は稲穂が垂れてご馳走のようだ。チュウジシギが渡来始める情報がある。カルガモが食害した稲穂をみると先端部には籾が無い、正常な稲穂と比べると一目瞭然。当地では害鳥の案山子は作らない。大した害では無いと思っているのか、分かっていてもそうしないのかは分からない。田舎ならガス銃など、鳥追いテープなど初期、早稲種ではそのような対策をしている。カラス、鳩、スズメ、カワラヒワなどが食害対象である。昔、田舎の兄がカラス駆除に許可を得て始めた。するとカラスは兄の運転する軽トラを識別して近づくと飛んでしまい、駆除出来なかった事を思い出す。鳥たちは想像以上に人を識別している。フィールドでタシギがそうしていると感じているから良く分かるのです。間も無く処暑になるが休耕田湿地からタシギが飛び立つ、2声鳴いて南に飛んだが逆光で見失った。こんな早い初認は新記録。例年なら9月であり、コンバインの後の苅田が普通である。9月初旬はチュウジシギが先に見られる事が多い。それは当地はコンバインはサンデイファーマー、つまり土日に始まるのが多い。稲は刈り取るだけでは無い、脱穀、籾ずり、他の雑務が山ほどあるから、一家総出の年中行事だから。

 

第十七話 白露 二十四節気 98

 

コンバインを待つ畦の除草が終わり農機具は出番を待ち遠しい。毎年、作柄が気になる。天候に恵まれて台風も来ずまずまずの出来と思うが温暖化と猛暑日の影響はどうなのだろうか。気になるところ。猛暑日が続く、水路は水位が下がる、大きな鯉や鮒は橋の下で背を出して喘いでいる、雨は降るけれども水位は直ぐ下がってしまう。顔見知りの農家のおじさんが水路の堰止め板を嵌めていた。話しを聞いたら、鯉たちが可哀想だから水路の水位をあげると言う。その1時間後には水路は水位が上がり鯉たちは背を出す事無く泳いでいた。なんと感動的な話しですね。今時の話しとは思い無い。大水路の水は9月半ばには止まるからそれまで大雨が降って鯉たちは本流の大場側まで移動する事で命が繋がる。稲穂は黄金色になりコンバインを待っている。この時季にはセッカが田圃に居るのは繁殖しているからだ。土手は繁殖期に除草されてしまう。訳あって田圃を利用している。ひっそりと秋の萩が咲いている。9月になったら越後屋でおはぎを買う。粒と濾、きな粉等は季節に食べたい和菓子だ。スーパーは安くてお得だが、町の老舗も大事に利用して永く続けて貰いたい。散歩の帰り道に自転車が止まった、元気、無理しないように、と声をかけられた。一瞬、誰かは分からない、ありがとうと答えた。歩きながら考えた、すると毎日お詣りする稲荷神社を管理する農家のおじさんだ。いつもは軽トラに乗り作業着だから、自転車の普段着では全く分からず、失礼してしまった。それでも顔は分かっていたからちょっとだけ安心した。普段から顔見知りでも会釈するだけが多い、かなり親しければ話しかける。殆どが互いに無関心が多い。中には仕事の配達中でも挨拶する愛想の良い青年が居る。女性でも同様だが意外にも無関心だ。824日にコンバインが始まった。昨年より1週間早い。温暖化の影響である。作柄が気になる。東水路にカルガモ親子が雛連れだ。こんな遅くに生まれたが無事育つだろうか。雛たちはある程度まで水路で移動しながら成長する。あと一月で水路は水が少なくなる。心配だ。未だ稲刈りが始まらない水田はあるから飛び立つまでそこで育って欲しい。いよいよコンバインが始まったので一眼レフカメラをメンテナンスした。レンズは300mmF4AF&D500最強組合せだ。チュウジシギはほぼ飛んで確認する事が多いし、タシギも見つける前に飛び立つから9月は飛翔狙がベストだ。念の為、スーパーコンデジも併用する。10月になると二番穂の間に休むタシギが見られる。チュウジシギも畦や二番穂田で見られる。札幌市は猛暑日が記録された。学校は臨時休校になった。二三日後には秋雨前線がかかった、これが南下するのは何日後だろうか。前線が停滞して南下すれば涼しい秋空が来る。猛暑日も懐かしく感じられるようになる。就寝時には庭から秋の虫が鳴き始めた。もっと涼しくなるとコーラスが聞こえてくる。久しぶりにオオタカが携帯アンテナに来た。稲穂がなびいている。サギたちは水路に入り姿は見えない。一時間以上も止まっていた。東の江戸川を見ている事が多い。苅田になるとドバトを狙うがやはり江戸川のカモが目当てだろう。夏場は姿を見るのは少ないが冬場は必ず観察される。ハヤブサは最近は見ることは少ないが稀に飛翔を見る。9月に入るとコンバインの数が増加した。この辺では各自の家で玄米にして出荷する。処理する量が少ないからちょっとずつコンバインを動かす。一枚刈取、籾ずり、製袋、出荷。それにして雨は少ない。BSライブでオワラ風の盆を見た。3時間だが飽きる事無く感動した。あの響は心に感じる。解説も参考になる。ネットにはUチュウブにあるから一度見ると何かを感じると思う。94日未明から雨が降り続き農道はびしょびしょになった。砂利道農道からチュウジシギらしき1羽、低く短く飛んだ、双眼鏡では追えず見失う、再発見も出来ず。

 

第十八話 秋分の日 二十四節気923日。

白露を迎えた頃にチュウジシギがニ羽渡来した。タシギはこれから本番になる。高温と干魃で米の収穫は悪い、ジシギも同じで不作かもしれない。翌日もチュウジシギが二番穂苅田から5m側から飛んだ、はっきりとギィッと鳴き、直ぐに二度目のギィッが聞こえた、晴れた空に順光で飛んだ、南へ西へと消えた。なかなかフィールドには降りない。台風13号の雨は何処も湿地が回復した。最盛期突入だと感じる。月曜日は連続してチュウジシギかわ見られたからデジイチを準備して歩いた。北農道草地から無音で飛び立つ、大きい、翼動はゆっくり、印象はオオジシギだ。飛び去る後ろ姿を連写した、尾羽、外側尾羽がひらいている、オオジシギだ、印象と同じで嬉しい。今、推し活がブームだ、じゃージシギでも推すか、ジシギの推し活、それも一人でだから、ソロ、ジシギ推し活だ。誰にも迷惑かける事無く、ひっそりと。新しい情報がまとまる。飛翔時の識別について、至近距離ではかなりの情報が得られるからまとめてみた。絶対的大きさが分かり易い、翼動や移動速度等が有効である。基本的にはタシギがマスターできている事から始まる。標準的な大きさではタシギ≫チュウジシギ≫オオジシギである。チュウジシギとオオジシギが分かれば合格です。大小だけでは無く翼動、飛ぶ速さ、それに地鳴きが聴こえたら最高ですが、フィールドでは全てが揃う事は稀にある。分からないでSPで終わるのが多い。今回はカメラで追いかけたら偶然にも外側尾羽が半開きで写った、全ての情報は有効である。お天気が3日続いた、渡りはイレギュラーだが当地への立ち寄りは少なく、特にタシギが遅いと感じる。

畑側の彼岸花の花芽は未だ伸びてこない。次週後半からは秋雨前線が南下を始める、やっと涼しさがやって来る。その北風に乗りタシギは始めから群れが来そうな予感がする。実際には分からない。ニュースで大雪山の紅葉は2週間程遅れている。平地も未だ真夏日が続いている。彼岸花はやっと咲き始めた。ジシギはほぼ終盤になったから群れは観られないと思うが、遅れているなら可能性は残る。他のシギチは渡っているから遅いとは思いない。やっと秋雨前線南下が始まる、今夜から明日にかけて夏と秋が入れ替わる。猛暑日は無くなるが、真夏日は暫く続きそう。久しぶりにタシギが低く旋回した、飛び立った水路に着地したが見えない。他の情報からはタシギが渡っているのが分かります。今季の当地は不作のようだ。お彼岸なのにタシギが少ないのは経験が無い。
 

第十九話 寒露 二十四節気 108

とにかく猛暑日が続いた更には旱魃で鳥はさっぱりでネタ切れです。

この時季になる前から金木犀がどこからとも香ってくる。少し遅れて2度咲きも観察できる。これが分かる前はどうしてこんなにも開花に開きがあるのか不思議でした。今年は全てが異常事態だ。彼岸花も時季がかなりずれた。それでも咲いたことには変わり無い。渡りは同じように当地は異常が続いている。数が少ないのも異常の内だろう。自然環境が悪化しているが鳥たちはそれ以上に強かに生き抜いている。しかしながら限界を超えたら、それは不可能である。当地はそんな端境期なのかもしれない。お彼岸の中日を迎えた頃にクサシギが来た、多分越冬すると思うが、クサシギは警戒心が強いのが普通だが、日によってはかなり近くで観る事もある。つまり、採食、満腹、羽繕いの時が最も近いと感じるし、タシギとの共生、片利共生なのか観察を続ける。秋分の日に砂利道農道を歩いた、二番穂水田は水溜りがある、ギィッと鳴いて低く飛んで行く、直ぐ鳴いた、二度鳴き、見失った。明日は完全装備で全コースを歩く、手にはデジ一眼。快晴の空にチュウジシギを撮影してみたい。金木犀の花芽が伸び始めたから例年通りの開花だろうか。渡り途中のタシギが1羽、水路に立ち寄った。やはり1日だけの滞在だ。時々見られるクサシギも未だ定位置は無い。寒さが進んで二番穂が枯れるはのは霜が降りるようになってから、タシギは水路を定位置にする。水路は三面コンクリートだから雨水が溜まる、しかし厳寒期は雨水は少なくなるから大水路とはいえ干上がる事もある。水路は所々深場がある、タシギたちはそんな場所を選んで採食する。また、落ち葉が溜まる場所は海老やドジョウ等の大物が捕食できるから一度捕食したら止められなくなり毎日観察できるようになる。観察者はそんな場所を見つけるのも長い経験から分かるようになる。未だ金木犀は匂わない、小さな水路にタシギ来た、幼羽が残る冬羽。翌日も居たから定着かもしれない。微かな金木犀が香ると話していた。庭の草取りは蚊が沢山いる。アボカドの木は34年目になる、猛暑日を過ごして今も元気だ。庭から室内に入れた、来春迄温室で越冬する。

 

第二十話 霜降 二十四節気 1024

あちこちの峠や岬から鷹、サシバの渡りが聞こえてくる頃だ。ノスリや鷹も少数混じるから鷹ウォッチャーには最高の季節になる。奄美大島、沖縄本島、石垣島の鷹見スポットが懐かしい。渡りは天候などの変化で前後するからズレが生じるが決して無くならない。鳥は毎年少なくなるのは当たり前、一度減少すると回復は不可能に近い。いずれは絶滅危惧種リストになってしまう。今日は土手散歩でヒヨドリの10100羽の渡りがみられた。サシバも各地の峠、岬、半島、鷹見台等が賑わっていると思う。やっと金木犀が香ってきた。郊外のセイタカアワダチソウも満開。農家の空き地にオレンジ色の彼岸花が咲いていた。本来なら彼岸に咲くのに、今季は全てが異常だ。これまで観察したタシギの個体数は10指に足らない。こんな年もあるらしい。昨日から近い水路にタシギが入る、草被りで見つけ難いが西側から56mフリーズ、1ショット撮る。その後同水路に定着しているが、草被りが多く見難い。現在、当フィールド内には1個体だけ確認した。乾季にはもう少し増えると思う。

 

第二十一話 立冬 1108

霜降を過ぎたのに昼間は暖かくて過ごしやすい日が続いてる。やっと一番近い小さな水路にタシギが一羽だけ定着した。年齢は第一回目冬羽だから昨年来た個体では無いが、性格は瓜二つです。タシギだから当たり前です。クサシギは時々見られるが行動を共にする事は無い。醍醐味は至近距離から採食行動を観察する事。場所、近さ、タシギの性格、愛想が良く、観察してもちょっとだけ警戒するが直ぐに採食等を始める。これがスタートになる。昨夜は雷鳴と共に大雨が降った、小さな水路タシギは少し移動して見難い、中農道水路にタシギが居た。二個体目。ウズラ、ホオアカが来た。近い水路のタシギはちょっと移動して見難い。近くの畑で小学生たちが大豆を収穫していた。豆はどんな料理になるのだろうか、畑の所有者は100パーセント以上のボランティアだ。種まき、除草、施肥、農作業など全てが所有者負担である。田舎の兄も田圃をボランティアしていたから良く理解できる。教育委員会も少しは対価を考えてくれたらと思うところがある。スーパーエルニーニョだと暖冬傾向だが、北極の寒気団の成長次第で大雪や異常低温になるから、今季は未だ分からない。全体的には暖冬だろう。腰痛後、土手を歩いた、ベルト着用して快適に歩く。武蔵野線でイソヒヨ鳴く、チョウゲンボウ飛翔、平日は歩き易い。水路はセイタカアワダチソウが被り見難い。これが枯れてしまうのは師走に入ってからになる、三面舗装の水路には何個体入ってくれるだろうか。朝から雷が鳴る、雨が降り始めた、雨は怖く無いが雷鳴は駄目です。晴れ間がでたから歩き始めた。小さな水路のタシギは少し移動したから見えている。別の水路に新しい個体が居た、第一回冬羽だ。成鳥は少ない。11月に入り夏日が三連続になる、前後も夏日に近く過ごし易い日々がつづいてる。久しぶりの土手散歩を楽しんだ、ヨメナがあちこちで見られた。タワーマンションにチョウゲンボウが止まり昆虫を食べていた。多分、トノサマバッタ。自宅のジョウビタキは静かに木立の中に見え隠れする。バードバスオープンした。どうやらわが家が起きる前に食べに来ていると思える。師走の頃には乾季でバードバスを利用するようになり、シジュウカラ、メジロは常連になる。お邪魔虫はムクドリは群れで、ヒヨドリは他を攻撃し独占するから好きでは無い。朝からヒヨドリがバードバスを利用する。一月前から尾羽が脱落した個体が来ている。羽軸が揃ったから生えるのも近い。キジバトの巣はグレープフルーツの北西にあり、育った雛の尾羽が見える。親は既に抱く事なく給餌に時々来る。巣立ちしたら剪定を始める。高さは電線が目安にしている。高枝鋏で丁寧に一本ずつ切る、ゆっくりやると綺麗に仕上がる。先日、とある民家の庭に咲く山茶花、ご夫婦で開花した花を摘み取っていた。聞いてみるとスズメバチが吸蜜しにくるから。と話していた。今日はその花、白に紅色が刺して綺麗な八重咲だ。なにやら飛んでいる、良く見たら、蜂雀が吸蜜していた。秋の個体はやや小さめだ。次回、お会いしたら話してみます。スズメバチなら怖いですね。今朝、電線に止まる母子のキジバト、巣立ちと思った。散歩後に枝切り鋏で枝を切ったら母子キジバトが飛び立つ。あれ、又巣戻りしていた。脅かしてしまった。三時間程経過した、母は戻って来たから雛も巣に戻ったと思う、完全に巣離れまで見守るしか無い。土手散歩のこの時季の楽しみは霜が降りる迄はセイヨウカラシナ摘みだ、摘んだ菜は塩を少し入れて5分間程煮る、火を消して3分間余熱で蒸す、素早く冷水で洗いザルで水を切って仕上がる。ここまでが俺の担当、味付けはモズク、シラス、シラタキなど少し混ぜて、味ポン等、中位の器に毎夜前菜で食べる。通常は小松菜やほうれん草を利用している。今季は価格が高騰している。摘んでくると財布に優しい。日本海を低気圧が通過した、最後の夏日だろうか、今年は142日も記録した。5ヶ月間も夏が続いた、春秋は一瞬で通り過ぎてしまう、寒暖差はどんどん大きくなり過ごし難くなる。なかなか秋が感じられずに暖かさが続くのは嬉しいが、気温の落差に気をつけたい。前線通過後は天気は急激に変わったが風は未だ南風、これが夕方には北風になり10℃も下がる予報だ。明日から平年並みになり、寒がりには厚着になりそう。🌀が去った午後歩いたらツグミに出会った。初認。11月は100年ぶりの記録更新になった。

 第二十ニ話 小雪 1122

 一月から始めた二十四節気は大雪、冬至を残すだけになった。今年は異常高温と干ばつで全てが特異であった。海流が蛇行、偏西風が異常蛇行、スーパーエルニーニョなど異常が重なった。農産物が不作、旬の魚は獲れる時季、場所が変化してしまった。鮭は大不漁、カツオ、マグロ、秋刀魚がやや豊漁で庶民にはありがたい、北海道で鰤が豊漁だが、鮭不漁等、異常が続く。立冬の日に学校北東水路にタシギクサシギが行動していた。小さな水路は干上がり移動したらしい。田圃もほぼ乾燥化したから次々に水路に入ると思うが個体数が少ないのが気になり。翌日は丹後神社に参拝せず歩いた、暫くぶりに参拝したらご利益、タシギが見られた。反対に今日は西から東に飛ぶのを見たが、着地点は枯れ草で見えず。やはり、でした。信じる者は救われる、ですね。隣りの市と新しい有料橋は下旬に開通する。TVニュース等で流れる一番の車が取材される事が多い。3週間も前から順番待ちしている。開通前なのに車が多いと感じた。毎日、チェックしてみると間違いない、順番待ちである、それにしても20日間も、待つなんて、考えたら不思議です。人それぞれの価値観、多様性ですね。いよいよ週末から本格的な寒気が入るから暖房器の準備です。我が家は準備完了です。神頼みには頼らない主義だが、タシギが見られるなら頼むしかない。今日は丹後神社にお参りした。すると西側にクサシギとタシギが居た。今日は飛び立つ事無くフリーズ。クサシギは西から東に移動した。有料橋の開通待ちの車は整理券を貰う事無く、ただ待ち続けている。本格的な寒さの到来です。未だ気温は二桁だから太陽があれば室内は温室。いよいよ観葉植物は部屋に入れる時季です。予報では木枯らし1号だが、実際には弱かったが寒い日になった。明日は市主催の新有料橋でのウォーキング大会がある、次週は町会主催で行われる。3週間前から開通を待つ車は本来侵入禁止エリアであり、順番待ちは違法である。やっと市関係者が来て全ての車は排除された。正常になった。どうして並び始めた瞬間に対応できなかったのか不思議です。多分、工事関係者の管理状態から市に管理が移行したのだと思う。そんな事に気を使うのは無駄な労力だろう。タシギは珍しく信号北、橋に居た。飛んだのに気がつき、一羽は側に降りた、もう一羽は見失った。多分水路っは無く耕作田か二番穂に降りたと思う。東に10mフリーズしたタシギが居た。成鳥ほど羽縁は太くない、肩羽は大きく無い。以前のデータから成鳥ならはっきりわかる。晩秋から見られるからやはり成鳥は少ない。千葉県茨城県をフィールドにするバーダーが公開したタシギ画像でも明らかな成鳥は極めて少ない事が分かります。昨日は有料橋開通記念ウォーキングセレモニー、今日は再び車10台も順番待ちしていた。二週間も前なのに信じられ事がある。高齢者は車免許更新には認知症テストと高齢者講習を受講する。最寄りの教習所はなかなか取れない仕組みになっている。やむなく浦和迄出かける事になった。約2時間程、座学と実車実技。合格したら最寄の警察署で更新手続きする。念の為、事前に視力検査を行きつけの眼鏡店で相談する。毎日、双眼鏡で鳥をみているから視力はまずまずである、悪い時は鳥を認識できない。前回は眼鏡補正した経験がある。裸眼は全く駄目ですが、眼鏡補正で1.0以上が確保できれば夜間でも運転可能だが、自主規制している。毎日ね楽しい散歩は視力確保からです。3年ぶりに木枯らし1号が関東地方に吹いた。今、夕方には雨戸ががたがたなっている。大水路から農道を歩いたら二番穂から無声で飛んだ。一瞬ジシギかと、しかし双眼鏡で捉えたら即タシギだ。南西から南東へ、北へと飛翔する。ある程度の高度で飛翔形態を観察した。パッパッと速い開閉、スピードなどからタシギを否定するものは何も無い。二番穂に二度着地を試み、三度目に着地した。この時季は餌は十分にあり、水路で休むよりは二番穂が極めて安全である。納得できる。早朝や夕方のゴールデンタイムが観察ポイント。もっと寒くなると餌も不足するから採餌時間は長くなるのは師走になってから。凍結すると、融解迄日向で待つタシギはいつも同じ場所である事が多い。大水路を歩いたら小学生の課外授業で歩いていた。今日も駄目と思い込みながら覗いたらタシギが居た。遠くから観察、更に奥にも橋の下にフリーズしていた。通り過ぎたら移動していた。オールスター、二羽でした。田圃が荒れる訳は専業農家は3割、残り7割は委託農家、田植えや収穫はするが、それ以外の農作業は全くやらないから、農道や田圃は草だらけが当たり前なのです。納得。団地の生垣に真っ黒い実を見つけた、黒い実で検索するとイヌツゲだ。皇帝ダリアが見頃になった。還暦祝いに始めたケータイとブログ、スマホになり、無料ブログは容量が制限された。無駄な画像を削除した。今後は11枚の制限にする。テキストは容量が少ないから執筆を続けたい。ホームページは3部門解説していたが、今はジシギ専門だけ運営を続けている。生垣はの山茶花がとても香りが良い、花は主人がほぼ摘み取りをした。蜂が来るからと話してた。一度、蜂雀、彼は蜜吸と話していた、ある日の事、主人が居たから話を聴いたら、今キイロスズメバチが居る、観ていると確かにその通りだ。オオスズメバチも来るらしい。鼻を花に近づけると確かに甘い香りがした。クヌギの樹液を吸う蜂を観るのは普通の事だが、木の花の花粉や蜜を吸うとは驚きだ。大水路のタシギは個体識別はあやふやで出現場所や時間も不確定だから毎日宝探しみたいな散歩をしている。新しい場所も探してはいるが今季は無駄な作業になりそうだ。またまた小春日和になる、大水路を歩くが雨で小さな水路も水が溜まる、そこにはクサシギが爆睡していた。耕作田の畦にタゲリを初認する。他にも何羽か休んでいた、一羽がフィールド内を旋回する。やっと冬鳥が揃った。二、三日後タゲリは56羽で耕作田に居た。

 

第二十三話 二十四節気 大雪127

今年も残すところ、最後の冬至だけである。大雪を前にして寒気が来る。暖冬だがアップダウン差が激しい。秋がとても短くて夏から厳冬への変化は早い。寒暖差に注意しながら、いよいよ暖下着を準備した。散歩には肌着にはヒートテックは着用せず、同様な暖長袖Tシャッツを何十年も愛用している、今はいろいろなメーカーが販売しているが、始めたのは車中泊からである。洗濯性が良くて乾燥が速く車内乾燥でも24時間でOK、毎日散歩後にシャワー洗濯が恒例であり、今も冬場は同様である。寒さに応じてラガーシャツ重ね着、更にはダウンベスト、マウンテンパーカー。アンダーは裏フリースパンツ、厳寒期は極暖ヒートテック、並ヒートテックを気温で選択する。手袋もいろいろ、ハットは耳当て付き、ネックガーター各種、百均からファーなどある。稀にはパタゴニアのシェルドシンチラジャケット、今は非売品いろいろな色と年別を56着持っている。観察用具は10倍スワロフスキー、コンデジ125倍、3000mm相当、ディパック30L、コロンビア、モンベル、ハイキングシューズ、ソックスはワークマン。小春日和が続くから土手のカラシナ摘みを週一で実施している。イチゴが出始めたが我が家は食べる価格では無い。もう少し安くなり始めたら規格外品でも味見してみる。寒くなりりんごのフジが美味しい季節になった。会社ね同僚も同年代だが、長野県須坂市から箱入りんごを持って来れなくなってしまった。スーパーで毎週袋買いしている。蜜入りは美味しいからやめられない。最近は大型猛禽類、ハヤブサ、オオタカの姿が見えない、と思っていた。農道を歩いたらドバトの食痕があった。どうやら俺が歩く時間帯には出現しないが、早朝や夕方前等に狩をしているようだ。フィールド内の定位置はケータイ中継局のアンテナである。最も高いアンテナだからオオタカ、ハヤブサが必ず見張っている。小春日和が続くがその後は寒波である。気温差は前後23ケ月あるから防寒着を準備した。巣立ちしたキジバトは飛翔力もついたから遠くまで行っているが、そろそろ親からの給餌は無くなると思う。いよいよ師走寒波が来る、庭のプロメリア、10鉢ほど室内に入れた。桜が咲く季節までは室内、そして屋外にだす。水路のクサシギは定着、タシギは未だ。タゲリの和は未だ全数は確認してない。我が家のムラサキシキブは先端部に実が残っている、メジロが集団で来た。スズメが何事かと集まる。団地の庭にはツワブキの黄色の花が咲き始めた。早咲きのサザンカは赤い花が満開だ。寒くなれば生垣の花が見られる。有料橋が開通の朝、小雨のなか、セレモニー、水路には久しぶりタシギが居た。近寄らず、何枚か撮り、引き返す。バス、パトカー、テントではブラスバンド演奏、学生のようだ。学校で式典、パトカー先導でセレモニー、3時に開通する。御衣黄の葉が赤くなった、キジバトが止まる、一枚撮る。庭のムラサキシキブにジョウビタキ雌が来る。桜並木にはコゲラが2羽で枯れ葉をつついていた。何か昆虫の卵でも見つけたのだろうか。今季は寒暖差が激しいから小春日和を狙って新しい有料橋を歩いてきた。やはり珍しいのか町内会の顔見知りが普段より多かった。橋の上から江戸川の流れをみた。本流の両側に埼玉県、千葉県の表示があった。通常は川の真ん中が境界線になる。以前には橋の真ん中に裏表に両県表示がされているのを見た記憶がある。今は、平和的に流れが変わっても土手の両側になっていれば平和なのだと感じる。時代の変化が感じられる。今日も小春日和が続く、直販店水路にタシギが草被り、個体識別はできない。ライバルが少ないから定着する事も無く毎日好きな場所を自由に選んでいるようだ。コンバインが終わらない田圃が何枚かあった。不思議な光景だ、耕作田にタゲリが30羽居た。稲田はトラクターで除草のように刈り取られていた。持ち主は高齢者でコンバインを依頼する事すらできないのかもしれない。真実は分からない。午前中は暖かく歩き易い、久しぶりにハヤブサが来た。田圃にはタゲリが10羽ほど休んでいた。お腹は満腹のようです。渡去前には一日中採餌で忙しい、エネルギーを体内脂肪に備蓄する。渡りは過酷で体重は半減するほど激痩せする。命を賭けた移動になる。毎日、少しずつの効果的な移動は人間的発想なのだろうか。渡りは一気に短時間にが基本だ。オオジシギの太平洋縦断の渡りは代表格である。日本からオーストラリア迄ほぼ1週間飛行続ける。何故、途中下車しないのだろうか。陸地を利用しないのはどうしてか、不思議です。翼を持つ鳥の宿命なのか。師走に入り小春日和が続く、大水路は水位が下がり始めた、小さな三面コンクリート水路は干上がり、中水路は干潟場になっている。そこにクサシギかタシギが入る。今日はタシギが居た。見覚えある顔だ。数少ない個体数だから会えるのはとても嬉しい。少し警戒してフリーズしている。あまり長いと移動するから早々に引き上げた。小春日和が続くが間には寒い日もあり、10℃以下になる。二番穂を歩いたらタシギが飛んだ、フィールド内旋回飛翔して飛び立った場所に三度着地を試みたが、俺が居るからか、旋回を続けた、カワウが三羽双眼鏡の視野を横切る、瞬間に見失った、探しても発見には到らず。まあ、普通にある事。それでも逃避行フライト時の翼動よりは柔らかくゆっくりと見えたのは決して気のせいでは無い。必死で飛び去る速さは微妙に異なると考えるのは当たり前のように思うのは俺だけかも知れない。翼動の違いないなどどうでも良さそうだから、普通は考えないだろう。微妙な差異を感知するのがマニアックなんです。先日、早朝に草地で日向ぼっこするタシギを見つけた。距離もほどほど、フェンス越しだからゆっくり観察した。師走になり、湿地が凍結すると、日の出と共に、まったりと日向ぼっこするタシギの数羽が枯れ草の間で休むのを何度か観察している。条件は師走、凍結、日向、枯れ草、土手がキーワード。師走なのに秋刀魚がスーパーに並んでいる。小降りだか価格は手頃だからカツオと並んで交互にたべている。それにしても魚の旬は場所も時季も変動している。師走の上旬なのに小春日和が数日間続く、がその後は平年以下迄急降下する。体調管理は油断してはならない。常に真冬の服装を着用する。未だ未だ厳寒期迄時間がある、少しずつ真冬の服装にする。
 

第二十四話 冬至 二十四節気 12.23

いよいよ最終話になりました。夏頃迄は順調に進んだが、異常高温と干魃で生き物たちの状況ががらりと変わった。例年に無くジシギ不作の状態になった。それからなかなか筆は進まずに、二十四節気が進んで行く。やっとゴールが見えてほっとした。フィールド内にはタシギは二個体しか生息してないから情報は限定的になった。しかしたまに見られるから新鮮な感覚で見ているが、失敗も多い。師走の上旬なのに小春日和が4日間もつづいた。観察には最適だが越冬鳥は少ない、これまでは水路と農道が主なポイントでした。これからは乾季になり河川敷を歩いてみる。農家の柿の木にはツグミが目立つようになった。河川敷は干潟や藪や木立が多いから、いつもとは異なる鳥を見られるから楽しみが多い。学校北西の水路にクサシギが居た、撮る、飛ぶ、東に着地した。帰路覗いたら居た、あれ、コンクリート壁にタシギが居る、キョロキョロ警戒、羽繕い、空を見る等いろいろな行動をする、距離30mほど、フェンスをブラインドに観察、撮影する、最後は水路に降りて観察終了。個体識別はいつもの個体で第一回目冬羽です。外側羽縁の太さで成鳥かか分かります。肩羽の後部も極端に巨大化するから分かります。ある日の事、携帯アンテナでカラスが騒いでいた、オオタカが止まっている。飛び立ち、カラスを振り切る、ドバト50羽前後が飛んだ、捕食したかは不明。帰路、何かが止まる、ハヤブサだ、あれさっきのはハヤブサなのか。パソコン開いたら、間違っては無いが確認を怠るとミスジャッジを起す事がある。最近は田圃を歩かないから捕食現場は確認してない。オオタカもハヤブサもカモ等を捕食することが多いがドバトやコサギ等、与那国島の港ではアオサギが捕食された、邪魔が入ると一旦はその場を離れるが必ずその場所に戻り持ち去って行く。粟国島のサトウキビ畑でアカガシラサギがハヤブサに捕食された、車で近寄ると飛び去って高い木立のテッペンで監視している。一瞬その場を離れた、戻るとアカガシラサギはそこには無かった。持ち去られたのです。大分昔のことになる、オオタカがコサギを捕食し葦原に降りた、そこに近寄るとオオタカは飛び去る、コサギは残っていた、数日後も残っていた。放棄したと思う。台風の後に江戸川でキジをオオタカが捕食、近寄るとオオタカは飛んだ、暫くしてその場に行くと、キジを持って飛び去るオオタカを見た。その場その場で結果は異なるが、捕食して放棄することは珍しい。久しぶりに学校北東にクサシギとタシギが共生、クサシギは早々に隠れたがタシギはかなりの時間採食行動を見せてくれた。個体数が少ないと愛想の良い個体に出会える確率はかなり低くなり、週一出会えるのは幸運な事です。所用で午前中出かけたから午後から土手を歩いた、河川敷にはツグミ10羽、タヒバリ10羽、土手を降りて水路を覗く、クサシギ、タシギが別々に居た。やって毎日見られるように定着するだろうか。クリスマス寒波が本格的になった。明日は冬至です。もっとも日が短い日です。朝は未だ未だ日の出は遅くなる、いよいよ氷点下の気温が記録される頃です。いつものように水路を歩いたらタシギが2羽で行動していた。不自然に感じたが別の水路にいつものタシギが枯れ草に隠れて採食していた。あの二個体はビジターだから、多分今日だけと思う。今年も残すところ一週間あまりです。長いような一年間はあっという間に夏から冬へと変わった。個体数が少ないと別の楽しみ方もある。無事大晦日から元旦を迎えられますように願っています。

 これから校正し直して纏めたいと思います。2023.12.22冬至
 
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