Teabreak

ちょっと一休み

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丁度一年ほど前からジシギの肩羽のイラストを鉛筆と赤色鉛筆で描き始めました。そして顔と尾羽をいろいろな
図鑑を見ながら模写を繰り返し練習を続けています。よく似たもの同志のジシギをそれと分かるように描くのは
素人には簡単なようで簡単なことでは有りません。旅先で肩羽、顔、尾羽・中央・中間・外側だけを何度も何度も
繰り返しただただ描き続けてきました。素人には本物そっくりという模写は不可能ですし画像を模写してもそれは
ただのコピーに過ぎないのです。初めは100円ショップの無地ノートで鉛筆書きでした。そして色鉛筆から水彩絵
の具を使用するようになりました。そのレベルではジシギの実物大の寸法を調べてライブサイズで描くようにしま
した。するとジシギの大小・色合いなど少しずつその種の固有のプロポーションと色彩が浮かんでくるようになり
ました。少しずつ、いっぽ一歩前進しながらいつかはイラスト図鑑が描けることを夢見ながらトレーニングを続け
ます。ここにアップするのは終点ではなく出発点でより良いイラストが描ければ逐次チェンジしていきます。

太く長い嘴、細長い顔
淡色である。

オオジシギ・水彩

他のジシギとは色彩が
全く異なる

アオシギ・水彩

ハリオシギ・水彩

丸い顔と基部が太く短い
嘴、頭側線内の斑点

チュウジシギ・水彩

2010秋の沖縄遠征の帰路、マルエーフエリー・クルーズフエリー飛龍21船内ツインルーム
べた凪でイラストの練習をしているところです。描いているのは色鉛筆仕上げのタシギです。

顔図鑑

角ばった台形の顔で
真黒いという感じ

管理者がそう感じる色彩と
プロポーションで描いてます。

タシギ・色鉛筆

細く長い嘴と、眉線より太い
目先線。

タシギ・水彩

いつか会いたい憧れの
鳥になりました。

特別掲載・コシギ・水彩

尾羽図鑑

外側尾羽

タシギ

ハリオシギ

肩羽

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by HappyChappy

チュウジシギの外側尾羽5-6対は段階的に細く2-4ミリ程度で暗色である。

タシギの最外側尾羽は淡色で中央尾羽と同等幅である。

尾羽・オオジシギ

外側尾羽・チュウジシギ

尾羽・チュウジシギ

外側尾羽・針尾・ハリオシギ

尾羽・ハリオシギ

ジシギの幼羽は共通で内弁・外弁が細く白い。

20101123

ハリオシギの外側尾羽は6-8対・通常は7対が針のように細く1-2ミリ幅。

チュウジシギの外側尾羽5-6対は段階的に細く2-4ミリ程度で暗色である。

オオジシギの外側尾羽は段階的に細く5-8ミリ・チュウジシギより、
かなり太くて淡色である。

オオジシギの外側尾羽は段階的に細く5-8ミリ・チュウジシギより、
かなり太くて淡色である。

ジシギの幼鳥・幼羽は内弁・外弁が共に細く白いのが共通。

タシギの成鳥は内弁が細く濃いバフ色で外弁は淡いバフ色で太い。

タシギ以外の成鳥では内弁・外弁共に等幅で濃いバフ色。

タシギ成鳥

ジシギの尾羽の観察方法について

市販の図鑑に書いてある全尾羽を観察することができるのは
タシギの日光浴シーンとオオジシギ
ディスプレイフライト時ではないでしょうか。勿論、尾羽の全数は片側全数のほぼ二倍であるから
片側全数×2でも決して誤りではない。極稀に奇数枚数のものが居るという報告もあります。
チュウジシギオオジシギでは水浴後の羽繕いや伸びなどの際に片側尾羽・外側尾羽の一部か全部
が重なり合って見られることがあります。勿論、フイールドでしっかりと数を数えられる程の余裕のある
尾羽の全開なら撮影のチャンスでも有るわけですからしっかりと静止画・動画で記録しましょう。
このような場面は極稀で殆どは外側尾羽の一部、それも角度が運悪く水平的であったり、ピンボケ
であったりします。至近距離で尾羽を広げてもこちらを向いていて・警戒して尾羽は全く見えずなんて
ことは良くあるのです。最高の場面は10−15メートルで横向きに伸びをして尾羽の片側を全数か
外側尾羽の大部分を適度な重なりで枚数確認できるような仕草をしてくれることです。そんな場面を
ごく平常心で冷静に写せば、1/500秒以上が望ましい、最高の生態識別写真です。
ハリオシギはジシギのなかでも最も外側尾羽の観察が難しい種です。それは極めて細く短いという
針尾を見逃していたり見誤りがかなり多いのです。フイールドで針尾の尾羽と確認できるのは何らか
のトラブルや尾羽・中央尾羽の換羽時期に限って針尾が飛び出して見えているという個体を何度か
観察しています。そして一瞬開いた外側尾羽は決して針とは識別不可能です。しかし、デジタル時代
の現在はその瞬間に高速連写・動画という手段があるのです。ですから伸びや尾羽の羽繕いの瞬間
は見ると同時に撮影も同時に進行させることです。そして画像処理で丹念にその画像を拡大して見る
ことをお薦めします。観察時には全く見る事の無い場面が写っていることが多々あるのです。
デジタルデータはできるだけ長期保存しておくことをお薦めします。後々に新しい見かた考え方で画
像を再点検すると思わぬ発見があるものです。管理者は初めは気が付かない針尾を後々に幾つも
発見しているのです。石ころも時間が経てばダイヤモンドかプラチナになります。

フイールドで外側尾羽が全て見えるということは相当な幸運で無ければ簡単には見ることは
出来ないのです。しかし、100%不可能では無く、観察機材が優れた現在ではかなりの確率で
その証拠をデジタル画像で残すことが可能になっています。特に外側尾羽を広げる時間は
ほんの一瞬であるからフイールドスコープを覘きその瞬間を静止画・動画を記録することで、
後からその尾羽を確認できることは多いのです。

しかし、イラストで描いたように尾羽・外側尾羽を平面的に観察しなければ時として誤った結果
を下すことが多々あります。チュウジシギの外側尾羽を平面的に見れば明らかに羽は2-4ミリ
の決してハリオシギの針尾状には見えないのです。それが水平に見える角度ではかなり細い
針状に見誤ることがあります。僅か一本の外側尾羽からでもハリオシギの針尾と分かる画像
もありますし、数本の尾羽が重なり合っているピンボケ画像では?ということも多々あります。
ジシギ識別の最終的拠り所は尾羽だけです。しかし、それは手に取って形状・枚数・色彩など
が明らかになった場合です。フイールドではその一部から種を特定するという高度なテクニック
を駆使するには他の識別ポイントを幾つも積み上げて結論を出すのがベストなのです。
ジシギには標準から外れた例外的個体が多々居るということを認識すれば謙虚にならざ
るを得ないのです。特に南西諸島のジシギには本土・本州を通過する種とは明らかな相違点
があるのです。それらは写真図鑑から既にお分かりのことと思います。
難しい・分からないでは何も始まりません、確実な識別点を基本的に確認することから始めて
みましょう。

クルーズフエリー飛龍21船内にて

20101126

下段と中段右のイラスト例はタシギ成鳥、いろいろなバフ色の例

真ん中と左上のイラスト例はタシギ以外のジシギに共通の成鳥

ジシギ共通幼羽

バフ色は普通汚れた白・ベージュ系を言うがジシギの場合のバフ色はかなりの
色彩変化があるということを念頭におくこと。そしてここでは標準的な個体のこと
であり、例外的に内弁・外弁が等幅で同一色彩のタシギがいることなど注意して
ください。あくまでも識別ポイントのひとつです。赤味のある個体はバフ色がゴー
ルドメタリックを呈するものがいる。ゴールデンバフ
と勝手に命名しています。
ゴールデンバフはタシギだけではなく他の個体でも観察されます。

チュウジシギ

オオジシギ

ヤマシギ

肩羽の内弁・外弁のバフ色・色彩と太さの変化はいろいろあるので内弁外弁
の等幅と濃淡でタシギ以外と結論づけるのはミスにつながることもあります。

尾羽・タシギ

タシギの最外側尾羽は淡色で中央尾羽と同等幅である。

下列肩羽

幼鳥・幼羽ジシギ共通

ハリオ・チュウジ・オオジ・ジシギ成鳥

イラストを描くことで部位を詳細に知ることになる。上手・下手は素人には別物である。
そして素人ならではの識別ポイントのひとつになれば幸いと思う。

外側尾羽・オオジシギ

外側尾羽・最外側尾羽・タシギ

ハリオシギの外側尾羽は6-8対・通常は7対が針のように細く1-2ミリ幅。

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