7、尾羽は通常26枚(24-28)で外側尾羽は6-8対が針のように細く他のジシギのように簡単には
  見えないことが多い。写した画像から形状・枚数をそれと判断することが多い。

1、翼下面は暗い・黒っぽく見える。
2、腋羽(わきばね)は黒帯と白帯の幅は1対1またはそれ以下で黒の幅が広く暗く・黒っぽく見える。
白地対黒帯=白<黒ですが中には白地=黒帯或いは白地>黒帯などやや明るく見える個体も居る。
3、次列風切後縁の白帯は極めて細く目立たない。
4、嘴は基部が太めで先端ほど細くアイスピック状で頭部の約2倍以下で短く見える。
5、目先線・過眼線は細い。個体差が多い。
6、眉班は目先で極めて広い、頭側線は褐色でバフ色の班が入る。斑の多少は個体差がある。
7、尾羽は通常26枚(24-28)で外側尾羽は6-8対が先端部は針のように細く他のジシギのように
簡単には見えないことが多い。写した画像からそれと判断することが多い。
8、尾羽の突出はジシギ中で一番少ない。
9、生息環境、餌場は畦の上や側面で嘴を土中に差し込み太いミミズを捕ることが多い。水田など
  湿った所などでもタシギのような餌捕り行動が見られ水浴の前後は水中でも休息することがある。
10地鳴き・鳴き声は飛び立ちに際しクエッとしゃがれ声に似るがタシギよりは短く聴こえる。筆者
には絶対識別は困難です。
11下列肩羽の内弁・外弁はバフ色で等幅である。幼鳥は内外共に細く白い。ジシギの幼鳥に共通。
  


  全体のバランス・スタイル・ブロポーションなどは識別の重要なポイントになります。
  ハリオシギの決定的な識別点は尾羽の枚数・形状であるということに注意して観察し決定的
  瞬間まで根気よく生態を観察することがスキルアップにつながります。
  識別ポイントだけではなくジシギの生活・生態を観察することでそれぞれのジシギが少し
  ずつ異なる環境・餌場に棲み分けているのが分かるようになります。
  

  1枚の画像から○○○シギでしょうか?という質問が掲示板等で見ることがあります。
  標準的で図鑑的モデルの画像からそれと分かることもありますが、緊張した場面での
  画像は標準的なモデル的プロポーションから外れていることも多く殆どは識別困難な
  事が多いようです。
  フイールドでは最良の
条件でなければ針尾を観察することはできません。いろいろな個体
  を観察していると遠くに居るのはハリオシギという直感が働きます。そして詳細にプロミナ−
  で識別ポイントを確認しながら生態を観察して決定的瞬間の到来を辛抱強く待ち続けます。
  殆どはこちらの存在に気がついて遠ざかるか繁みに隠れるのが普通です。観察を繰り返して
  続けることで餌捕り・くつろぎ・休憩・水浴・羽繕いなどの次の行動が予測することができます。
  そして遂には10-15mという観察・撮影に最適な至近距離まで接近することもあります。さあ
  チャンス到来です。慎重にこちらの気配を消してブラインドの陰からゆっくり落ち着いて行動
  して新たな発見・感動を見つけましょう。

慎重に針を確認すればハリオシギと識別可能です。その細さ
がハッキリと分かることが条件です。

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外側尾羽は重なり合って黒く見えます。一見、チュウジシギ的パターンですが、中央尾羽の先端部
と外側尾羽の先端部に大差があることがポイントです。つまり、細くて短いのが分かります。

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1、翼下面は暗い・黒っぽく見える。

識別ポイント

針尾が見えます⇒
これはミスです。
2016,07,05訂正

比較的乾いたように見える所でも餌を探す、実際は地面の中は湿っている。

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冬羽に換羽がほぼ完了

幼鳥・幼羽

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BirdopiaGallinavi

by HappyChappy

ハリオシギは畦などの少し乾いているように見えるところで(実際には地中は湿っています。砂利
が敷きつめられた乾いた地面ではそのようなことはありません。)嘴を地面に差し込んでミミズを探
します。ミミズをくわえて引きずりだして素早く飲み込みます。嘴の形状はそれに適応進化したもの
と思います。嘴の基部から先端までの勾配に注目です。除草剤で草が枯れているか或いは草が
全く無い畔は地中にミミズが居ないのかそのような場所はジシギたちは好まない傾向にあります。

但し、草刈り機で除草されている畔はジシギたちが好んで餌場にしています。草が適度に生えて
いる畔がジシギの最高の餌場であり休憩場所でもある。

ジシギファンにとってハリオシギは憧れの鳥であることには間違いありません。
ジシギに夢中になり四度目の秋の渡りを経験しました。タシギ・チュウジ・オオジ
を覚えればハリオシギは簡単であると思うことがありました。関東ではオオジ・
チュウジ・ハリオそしてタシギと少しずつ時期をずらして飛来してきます。ですか
ら時期を考えながら少ない個体数を一羽一羽的確に識別するにはとても良い
条件ではないかと思います。ところが南西諸島・沖縄県では個体数が多いこと
と個体変異が多いので初めは確実に尾羽を確認したものだけハリオ・チュウジ
と識別していました。今年は撮影だけに熱中することなくプロミナーで個々の識
別を詳細(個体識別・幼鳥・成鳥・換羽状態)に観察することを心がけていました。
ところがフィールドノートにはそれほど詳細に記録を書いている訳ではありませ
ん。ですから時間が経過してから画像を何度も何度も繰り返してチェックして見
と段々とそれらはある程度ハリオ・チュウジと分けられるようになります。
しかし、やはり???????というのは必ずあるのです。ある時はハリオである時は
チュウジとして区別して、そんなことも忘れてしまうこの頃ですから信頼性に必要
十分な画像を選択したつもりですがミスジャッジは少なからずあると思います。
時間をかけてキャプションや画像は適宜修正の予定です。そんなことですから
読者の皆様もいろいろなジシギサイトを参考にして自分の必要な部分だけ消化
吸収されることをお薦めします。

ジシギの色彩については現在まで個々のジシギ特有の色彩と模様があります。
誰でもが図鑑で勉強するように図鑑のモデルを参考にするのは当然のことです。
そこには標準的なものから悦脱した色彩・模様・大きさの異なるものが観察され
ることに驚きました。淡い褐色から濃い黒褐色までの連続した個体はごくごく普通
に観察することができます。
尾羽の例にあげた個体変異をご覧ください。色彩も模様もサイズもいろいろで
すね。画像の色彩は太陽光のもとで順光・逆光でも異なりますし日陰の早朝
などでも異なります。その辺は適当に差し引いて色を認識して頂ければ幸い
です。2008,11,24勤労感謝の日祝日。

2011,12,10、2011,12,31一部加筆訂正しました。

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冬羽

外側尾羽の形状

針尾が見えます

水浴後の羽ばたき

外敵に驚いた瞬間

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茶褐色の頭側線にバフ色の斑点が多く見られる。

幼羽から1W換羽中

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図鑑的な標準タイプの個体。

by HappyChappy

BirdopiaGallinavi

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←-----目先線

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1-4の画像を参照すると目先線は様々です。図鑑的モデルは本当に少ないです。

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11下列肩羽の内弁・外弁はバフ色で等幅である。幼鳥は内外共に細く白い。ジシギの幼鳥に共通

10地鳴き・鳴き声は飛び立ちに際しクエッとタシギのようなしゃがれ声に似るがタシギよりは短く感
  じる。

畦の上で太いミミズを捕まえた

9、棲息環境、餌場は畦の上や側面で嘴を土中に差し込み太いミミズを捕ることが多い。水田など
  湿った所などでもタシギのような餌捕り行動が見られ水浴の前後は水中で休息することがある。

←---突出
 は少ない

上の画像を拡大トリミング

この姿勢は近くに外敵が来て驚いているところです。

外側尾羽の形状
と枚数

頭の大きさに対して眼が大きいのも特徴です。

---→

---→

---→

腋羽--------→

腋羽--------→

幼鳥・幼羽から冬羽に換羽

冬羽

←----頭側線

上の画像を拡大・反転・トリミング

ハリオシギ

取材地
沖縄県
2007,09-10
2008,09-10

幼鳥・幼羽から換羽中

伸びのポーズです

外側尾羽の形状

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8、尾羽の突出はジシギ中で一番少ない。

下と同一個体で幼鳥・幼羽

黒褐色の頭側線にバフ色の斑点が多くみられる個体。

6、眉班は目先で極めて広い、頭側線は褐色でバフ色の班が入るが個体差がある。

4、嘴は基部が太めで先端ほど細くアイスピック状で頭部の約2倍以下で短く見える。

羽ばたきや伸びはほんの一瞬の動作でありプロミナーで白帯はほとんど見えることは無い。

3、次列風切後縁の白帯は極めて細く目立たない。

2、腋羽(わきばね)は黒帯と白帯の幅は1対1またはそれ以下で黒の幅が広く暗く・黒っぽく見える。

針尾鴫 Gallinago steruna Pintail Snipe

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幼鳥・幼羽

5、目先線・過眼線は細い。

幼鳥・幼羽

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幼鳥・幼羽から冬羽に換羽進行中

飛び立ちでクエッというしゃがれ声でタシギよりは弱く短く聴こえる

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水中には太いミミズは棲息していない

水辺よりも土手の斜面で好んで探す

←---突出
 は少ない

幼鳥・幼羽

外側尾羽の形状

尾羽を手入れしている

冬羽

上と同一個体で幼鳥・幼羽

外側尾羽の形状

尾羽の枚数、外側尾羽形状

図鑑的な標準タイプの個体。

頭側線は黒褐色で班はほとんど見られない個体。

←----眉斑

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---→

1画像の腋羽拡大トリミング

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初列風切先端部が丸っこく見えます。

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