2011,12,03追加
この個体は兄弟か姉妹のように仲良く行動していました。長く観察していたので至近距離
から日光浴をしているところを観ることができました。時折尾羽を広げては居眠りを始める
ほど平常心で安心の一時でした。そして何度も尾羽を見せてくれたのでした。

BIRDOPIAα2007

by HappyChappy
2009,01,31加筆
2010,01,05追加訂正

2011,12,03追加訂正
画像追加
12,08画像
12,14変更

追加

前回掲載の画像はチュウジシギでした。見破った方は凄いですね。他の画像では
はっきりとチユウジシギ的幅広の暗色外側尾羽一本でした。

←----針尾

拡大してもハリオ・針尾は細いのです。

中央尾羽と外側尾羽・針尾の重なり具合が分かりますね。初心者ではこのような画像を
見逃してしまう事も多いと思います。ジシギ画像のオリジナルは長期保存をお薦めします。
ジシギ識別は年々スキルアップするもので考え方見方がどんどん変わるのです。

⇐   外 側 尾 羽   ⇒

ということで、良く見るとチユウジシギでした。


針尾---⇒

←----針尾

2007,05の上旬から中旬にかけて舳倉島に行きました。白い謎のジシギを初
めとして多くのタシギや他のシギチ、小鳥たちに会うことができました。この季
節としては珍しく西高東低の気圧配置で欠航が続く中、行き帰りは予定通り
になりました。今年の目標はシマゴマでした。うまくシマゴマに会うことができ
て嬉しかったです。おまけに謎の白いジシギとも会えて楽しさ倍増の春の渡り
でした。そして、ハリオシギの落鳥から針尾を持っている方にそのハリオ・針
尾を見せてもらいました。ジシギ大好き人間にとってはこれほど嬉しいことは
ありませんでした。そして慌てて最後に写させて貰ったのが下の画像です。
提供・笹田幸一様に感謝致します。

以下の個体はチュウジシギです。ハリオシギと誤認の瞬間です

←--?

上のハリオシギの尾羽の拡大画像

←------針尾

下の画像は現場・フイールドで観るのは余程のことが無い限り不可能です。但し、尾羽をこ
のように手入れを始めたら連写すべきです。お宝画像が得られることが多いのです。
ジシギマニアは御存じと思います。

SHOREBIRDSによると中央尾羽の長さは42-55mm平均48.5mmです。外側
尾羽は1-2mm平均1.5mm
です。チュウジシギでは中央尾羽は46-57mm平均
51.5mm、外側尾羽は2-4mmとなっていま。タシギでは52-63mm平均57.5mm
中央尾羽は7-12mm平均9.5mm、タシギの最外側の尾羽7mmプラスマイナスです。

8本は確実に数えられます。

加筆訂正20100726
この個体の場合は
ハリオシギの尾羽中央尾羽は10枚・5対。外側尾羽14枚・7対である。
画像から計測すると中央尾羽T1は10-11mmと計測できます。
尾羽合計24枚。

ハリオシギ・針尾鴫・の尾羽

下の個体は尾羽・中央・中間が換羽中・伸びつつあります。その為に針尾が突出して
見えています。外側尾羽・右側の重なり具合がよく分かります。

典型的なハリオシギの幼鳥・幼羽の個体です。外側の針尾が数本見えています。先端部が針状の
ように尖っていて少しずつ幅が広くなります。形状をよく理解してください。

追加訂正2011,12,03

外側尾羽の幅についてはいろいろと考えが変化しました。ハリオシギでは
1-2mmというのは尾羽先端部から20mmでの幅である。という条件があり
ました。そこでの幅が1-2mmということです。
チュウジシギでは同じように2-4mmということになります。この数値は一見
するとオーバラップという感じですがそれは全く異なることに気が付きます。
ハリオシギの針は先端部分が2mmという形状では無いのです。上の画像
から明らかです。
そしてチュウジシギでは幅はある程度変化があり、かなり細い2mm前後か
ら4-6mmの幅の変化があるのが普通です。

2007,09,01-10,18まで沖縄本島の水田地帯の有名探鳥地を四か所で取材
・撮影してきました。2007,10,27記

図鑑によれば尾羽根は通常28枚で外側の6-9対(通常8対)は針状になって
いる。上の個体では中の羽が10枚で外側の針尾は15枚ありますが本来は
16枚と思われます。針尾は本当に爪楊枝のように細く感じられました。並べ
ていると鼻息で吹っ飛びそうなくらい小さいのです。貴重な資料です。この
針尾羽を見に沖縄本島に長期遠征に行きます。

尾羽部分の拡大画像です。あなたは尾羽・針尾を何枚数えられますか。

タシギを撮影中に突然この個体が側に着地しました。10m以内の距離でしたか
ら大変な幸運が舞い込んできました。周りにいるタシギに気遣うかのようにジ
シギ特有の低姿勢で餌を食べ始めました。直感的にハリオだと思いました。
フォーカスをこの個体に向けて息をこらして冷静にその時の瞬間を待っている
と、突然何かに驚いて尾羽を体に曲げる独特のポーズをしました。いつもタシギ
を練習個体に常にその時の練習を続けていました。それでも、時々はその瞬
間を見逃すことも多々あります。今回は一応その瞬間にシャッターを押しました
が羽の一枚一枚が確認できることはありません。ほんの一瞬の出来事ですか
ら。宿舎に戻りPCを開いて初めて鮮明な針尾には驚かされます。今回も例外
ではありませんでした。ハリオと思いつつその瞬間の尾羽がほとんどチュウジシ
ギでした。又チユウジシギと思って撮影していたがPCを開いてハリオ・針尾だと
驚いたことも度々ありました。ですから図鑑に書いてあるように本当に尾羽の数
と形・色彩を確認しないとそれは自分がハリオだとかチユウジだとかただただ思
っているだけであると思いました。色が濃いからチュウジだとか色が淡いから
ハリオだという一般的な概念は通用しない訳ではありませんが例外も連続的
居るということが本当に分かりました。

尾羽に確実にピントを合わせてその瞬間を撮影するにはジシギが向こうむきと
いうことは手前に尾羽を向けて伸びをしたり警戒して尾羽曲げの瞬間を捉える
ことが必要です。距離は10m以内なら600mmか800mmで一瞬のチャンスを捉え
る高速連写が良いです。ニコンD2Hは7コマ/秒ですが、上の画像は5-6枚映っ
ていました。そのなかで針尾が確認できるのはたつた一枚ですから。その瞬間
に一枚か二枚では針尾を捉えるには神業になります。近くても・近すぎてジシギ
が警戒して安心の伸びポーズはしてくれません。
こちら向きが多いのは一応レンズに警戒しているからだと思います。こちらを向
いて伸びをされても尾羽は全く見えません。横向きでは大抵、翼に隠れてしまい
ます。そんな良条件はなかなかありません。ただただ観察を続けて待つだけの
辛抱が必要です。行き当たりばったりに見つけたハリオは決して尾羽を開くこと
はありませんから。2007,10.27記。

2007,08,26

←----針尾

追加訂正2010,01,05

ハリオシギ・チュウジシギの外側尾羽それぞれ1-2mm,2-4mmだから平均が
1.5mm,3mmという表現は間違っていると考えました。ハリオシギの外側尾羽
は最外側が1mmで外側の始まりは2mmということではないでしょうか。

同様にチュウジシギは最外側が2mmで外側の始まりは4mmということだ。
ということに解釈を変えました。それぞれ外側尾羽は細く・狭くなりハリオで
は最外側は針のようになり、チュウジシギではそのように見えることは無い。
ハリオシギ・チュウジシギの識別についての考察をお読みください。チュウジ
シギの外側尾羽は細く見えても内弁・外弁がはっきりと確認できるのが普通
です。

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