フェースパターン、横顔を覚えておくと便利ですよ。2022.05.30renewal (C) Copyright BIRDOPIA Gallinavi 2004-2022 All Rights Reserved. 頭側線・眉班・目先線・過眼線・嘴・眼などの大きさ・広さ・太さ・細さ・色彩・形状・模様・位置などの情報が沢山あります。印象を記憶するも良し、図鑑を読んで勉強するも良し。 |
左タシギ 右チュウジシギ
下左ハリオシギ 下右オオジシギ アオシギ 局部的に又全体的なバランスも大事なポイントになります。 |
タシギ秋の渡りCommon Snipe Gallinago gallinago |
ハリオシギ秋の渡り Pintail Snipe Gallinago stenura |
チュウジシギ秋の渡り Swinhoe's Snipe Gallinago megala |
オオジシギ夏の繁殖地 Latham's Snipe Gallinago hardwickii |
アオシギ冬の越冬地 Solitary Snipe Gallinago solitaria |
最も標準的な個体の画像を追加公開したものです。タシギ的顔は小さな頭に細く長い嘴。ハリオ的顔は丸く大きな目と基部太く尖った嘴。チユウジ的顔は頭側線内のバフ色斑点が極めて少なく黒っぽい全体的印象である。オオジ的顔は大柄な体形且つ淡色である。アオシギはどのジシギとも異なる体色であり見違えることは無い。ジシギたちはそれぞれ似通った体色ではあるが渡りの時期や越冬場所での生息環境はそれぞれ微妙に異なる環境で捕食していることが生態観察から明らかであります。しかし同時にタシギ・チュウジシギ・ハリオシギ・オオジシギが同じ場所・環境で観察されることもよくあることです。ですから瞬間的な生息環境だけから種を特定するにはかなりの確率でミスジャッジになります。タシギでさえも翼下面や次列後縁の幅広い白帯などを確認することで、ああ・・・やはり、おお・・・・なるほど、など思っていた種を覆されることはしばしば経験しています。同じ画像を繰り返し見てもある時はハリオ、又あるときはチュウジと判断してしまうこともあるのです。それは両種は極めて少ないが重なり合う部分があるからです。時には一枚の画像からそれと明確に断定できることもある。反面、何枚もの画像をみても識別点のポイントが写されていないものは時として判定不可と判断せざるを得ないのです。そして観察していてその種の行動・生態からそれと判断できることがとても多いことに気が付くようになります。ひとりでも多くのバーダーがジシギを好きになることを願って止みません。010,01,27水曜日とても暖かな日和です。 |
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Golden Snipeキンジシギ黄金地鴫Gallinago Aurum |